いつのまにか少しずつだけどもっともっと強くなるよ。ワイルドエリア。
嫁ピのガラルレポート第八回のはじまりですよー。
12.結束
嫁ピ 「あーもう、どっちに行けばいいのかわかんないよー」
嫁ピはまた迷子になっていた。
一緒に町を出たホップはビートに喧嘩を売られてさっさといなくなってしまい、ひとりでナックルシティを目指すことになったのだが、その道のりはまさに大自然との戦い。激しい雨風や砂嵐、深い霧や猛吹雪が嫁ピを襲い、その視界を遮る。
自転車で西に東に走り回るが、どうやらさっきから同じ場所をぐーるぐーる回ってしまっている。
一旦落ち着いて、方角をちゃんと見極めよう。地図の通りならまっすぐ北にいけばナックルシティに行けるはずだ。
嫁ピ 「ふむふむ。よし、じゃあこっちであってるよね? 行くぞーーー」
ってだからそっちは南じゃー! まだまだ先は長そうだなぁ。
エンジンシティにサヨナラしてからどれだけの時間が経っただろう…。
必要以上にワイルドエリアで過酷なバトルを繰り返していたため、手持ちのポケモンたちのレベルはメキメキ上がっていた。
はじめに「その時」を迎えたのは、我らがバチンキー。
嫁ピ 「え、バチンキーもう進化するの? 早くない? 怖いのは嫌だからね?」
やったー バチンキーは ゴリランダーに 進化した! (上イラストのポケモン)
ご、ごつい…。そして、濃ゆい…。
これには嫁ピ、テンションだだ下がりなんじゃ…。
嫁ピ 「え、ゴリランダーかっこい~! 最高じゃん!!」
え、そうなの!?
どうやら嫁ピ、木製の太鼓を携えたTHEドラマーな姿のゴリランダーに惚れたらしい。
続いては、コツコツ育てた努力が実り、エレズンにも「その時」がやってくる。
やったー エレズンは ストリンダーに 進化した!
かっこいいじゃーん。
ストリンダーは性格によって「ハイなすがた」と「ローなすがた」の二つのタイプに分かれるらしく、嫁ピのストリンダーは黄色い電撃をまとった「ハイなすがた」のようだ。
嫁ピ 「ストリンダーかわいい~! ストちゃんって呼ぼーっと」
え? こっちは、可愛い…のか? うーん女子の感覚はイマイチわからんなぁ。
さっきのゴリランダーがドラマーなら、ストリンダーはギタリスト。
たまにエアギターをかきならすような仕草をみせるゴキゲンなストリンダーは、陰キャだったエレズンが高校デビューして調子に乗っているようで見ていて微笑ましい。
でもバトル中に「ストリンダーはうまく戦えるか不安のようだ」みたいなメッセージが出てきて、ハイテンション装っておいて豆腐メンタルじゃん! そのギャップがいい!ってなる。 あ、やっぱり可愛いかも!
一方のゴリランダーは「キャンプのことで頭がいっぱいだ…」 お前キャンプ好きそうな顔してるもんな!
そして最後のダメ押しに、ひさびさに連れ歩いていたイーブイまでもが!
嫁ピ 「うそうそ、ちょっとシャワーズになってよ? これシャワーズになる?」
やったー イーブイは ニンフィアに 進化した!
まさかのー!
嫁ピがイチオシしているシャワーズに進化するには「みずのいし」が必要なので可能性ゼロだったとして、
あわよくばブラッキーに進化するかと思っていたが、まさかニンフィアとは。
俺もニンフィアの進化条件を知らなかったのでノーマークだったけど、フェアリータイプの技を覚えた状態でなつき度MAXでレベルアップが条件だったらしい。
嫁ピ 「うー わたしが求めてる可愛さはこういう可愛さじゃないのにー」
嫁Pバンドの歌姫はアイドル系ではなくエレガント系を求めてたんですって。音楽性の違いですね。
その直後、奇しくもシャワーズに進化するのに必要な「みずのいし」をゲット。
嫁ピ絶叫「もうおせーわ!」
そして半ばやけくそ気味にハスブレロに使用。
ルンパッパ コーラスおよび賑やかし担当 電撃加入!
ギターのストリンダー、ドラムのゴリランダー、ベースのマッギョ、敏腕マネージャーのヨルノズク先生。
残すはボーカル枠のみ。嫁Pバンド結成まであと一歩だ!
なんだか旅の趣旨が変わってしまったようにみえますが、バトルを重ねることでポケモンに愛着がわいてきて、今後の旅をともにするメンバーも固まってきた感じです!
次の目的地、ナックルシティの城壁も見えてきたぞ。ゴールはもう少しだ。
嫁ピ 「疲れたー!」
やっとの思いで城壁にたどり着いた嫁ピ。ここまで長かったなぁ(ほんとに長かった)。
すると、ビートが姿を現しました。あれ、ホップは?
「彼はもう来ないんじゃないですか、あんな負け方をしてはねぇ」
ホップ、負けたのか…。一足先にナックルシティに入るけど、いつもみたいに走って追いついて来るよな。
今回はここまで、みんなもポケモンGETだぞ!
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