とっておき不屈の心もって、広いワイルドエリア超えてゆこう。
音楽でガラルを席巻する。嫁ピのガラルレポート第九回です。
13.気負い
ワイルドエリアでの怒涛の進化とバンド結成を経て、戦闘力が飛躍的にアップした嫁ピ一行は、ついにガラル地方のド真ん中に位置するナックルシティにたどり着いた。
ヨーロッパのきらびやかな城下町を彷彿とさせる街並みに、場違いな姿で佇む委員長を発見する。相変わらず変態的なお忍び姿だ。
ローズだけでなく、ダンデとも街で遭遇。どうやらホップが落ち込んでいるのを見かけたらしい。
「負けて強くなれ! アイツ、案外いいトレーナーになるかもな!」 チャンプ兄貴は楽しそうである。
さすがだぞ! ホップの成長を誰よりも信じているんだな!
眩しい兄弟愛に感動する俺とは裏腹にシラケ顔の嫁ピ。とことんこの兄弟にヘイトが溜まっているようだ。彼らのどこが気に食わないってのさ!
ところで、ナックルシティにはソニアも研究のために来ているはずだ。場所は、宝物庫だったかな。
それらしき建物に向かうと、門の前に長身の男が立っていた。
この男こそ、ナックルシティのジムリーダーにしてジムチャレンジ最後の相手、ドラゴン使いのキバナだ。
ダンデとは最大のライバルにして親友でもある。そして、イケメンである。
チャラそうな言動に反して、宝物庫に案内してくれるなど紳士的な振舞を見せる。
嫁ピ 「キバナ、かっこいーね」
なんだと。
あの嫁ピが、世の女子たちと違わぬ眼差しを向ける男性キャラがいるなんて…。信じられん…。
しかし、それほどまでにキバナはかっこいーのである。肩車されたい。
宝物庫に入ると、ソニアがいつものように一人で頭を抱えていた。飾られたタペストリーにはガラルの勇者の伝説が描かれている。いままで見てきたガラルの勇者は一人だったのに、このタペストリーには二人描かれていた。勇者は二人いる?
正直、伝説とかあんまり興味ないですけど。げんきのかけらあざーす。
ナックルシテイをあとにし、次なる目的地ラテラルタウンに向かう。古代の壁画が有名な山間の町だ。
砂塵舞う山道を進んでいくと、ようやく追いついてきたホップに遭遇。
ビートに散々な負け方をしたのは本当だったようで、落ち込みすぎてこっちに顔も向けてくれません。おいおい、大丈夫かよ。
「俺が弱いと、兄貴も弱いと思われる。そう思われるのは嫌なんだ」
自分がダンデの顔に泥を塗ってしまうのが許せないというホップ。
嫁ピ 「もともと弱いでしょーが。いっちょまえに落ち込んでんじゃないよ」
鬼の嫁ピである。ホップにはとにかく厳しい。そのまま走り去っていくホップ。強くなってくれ。
14.ゴーストのジム
険しい山道を抜け、ラテラルタウンに到着。
少々寂れてはいるが、賑やかなバザールが楽しい町である。BGMも良い。
化石や掘り出し物を手に入れることが出来るので、ゲームシステム上かなり重要なスポットになること間違いなしだ。
広い町ではないのですぐにジムにたどり着いた。が、その前に立ちはだかるのは傷心のホップ。
「どうすればいいのかわからない。けど、俺が強くなるしかないよな」
そうだぜホップ! いつもみたいに戦いまくるホップでいいんだぜ!
嫁ピ 「軽く倒してやろう」
手加減する気ないな…? まぁよし、嫁ピの強くなったところを見せつけてやろうぜ!
ホップの手持はウッウ、エレズン、スナヘビ、ジメレオン。
こっちはストリンダーで特攻。苦手なスナヘビが登場したら重鎮のゴリランダーで一気に畳みかける。
あっさり勝利してしまいました。
嫁ピ 「いつものウールーを外したのか…、それでも勝てなかったな」
お、嫁ピも気づいていたのか。最初からのパートナーだったウールーを外していたし、アオガラスも変えている。かなり編成を変えてきていたけど、上手くかみ合わなかったようだな。
負けて悔しがりながらも、最高のパーティーを見つけるためにもっともっと試す!と意気込むホップ。
ホップはそうでなくちゃ! 前を向いてくれているみたいでひとまず安心だ。
さて、本番のジム戦といきましょうか。相手はゴーストタイプ使いの仮面の少年オニオン。
よくジムリーダーやってるねってくらいコミュ障っぽいけど、大丈夫ですかね?
ピンボール台のような不思議なジムミッションを突破し、ジムリーダーとのバトル開幕!
こちらはいつものバンドメンバー。あくタイプの技をもつマッギョを先鋒に据えての開幕だ。
デスマスは難なく倒し、続くはサニゴーン。ガラルサニーゴの進化系か。
マッギョが倒され、こちらはストリンダーに交代。でんき技でサニゴーンを沈める。
続いて繰り出されたのはミミッキュ。本家のゲームで対峙するのは初めてだ。強いらしいけど、どうかな。
ミミッキュの特性、ばけのかわで1ターンは凌がれるも、とにかくストリンダーの火力が高い。二撃目でミミッキュを撃破。
あっという間にラストまで追い詰める嫁ピ。カブさんより簡単に勝てるかも?
相手の最後の一匹はゲンガー。こちらは誰で迎え撃つ?
嫁ピ 「先生、お願いします!」
ヨルノズクか! カブ戦に引き続き大将戦に抜擢。 もうこいつがウチのエース扱いですやん。
キョダイマックスで特別な姿に変身するゲンガー。迫力満点である。
一進一退の攻防。大技と大技のぶつかり合う大接戦。辛くも勝利をおさめたのは、我らが敏腕マネージャー。
嫁ピ 「やったー。ヨルノズク先生ありがとー。つよいー」
最後はさすがに苦戦した。ヨルノズクが押し負けていたら、残りのメンツでも危なかったかもしれない。
こうしてなんとかゴーストバッジも獲得し、ジムチャレンジも折り返し地点を迎えた。
嫁ピもバトルにすっかり慣れ、力押しせずに冷静に交代したり、しっかりどうぐで回復したり、戦力も様になってきている。この調子で後半戦もガンガン進んでいこう!
今回はここまで、みんなもポケモンGETだぞ!
コメントを残す