プレイしたときから時間が経ちすぎて記憶が曖昧だ! それでもOK! 次に進もうぜ!
嫁ピのガラルレポート、第六回です。
9.紫電
「ジムチャレンジっていっても大したことなかったねぇ~」
ドヤ顔でターフタウンを後にする嫁ピ。
調子に乗るなと言いたいところだが、初勝利の余韻に浸るのも悪くないだろう。
次なる目的地バウタウンに向かう5番道路を通る途中で、タマゴの看板が目印の施設が現れた。
シリーズおなじみの「預かり屋さん」だ。
同じ種族のポケモン、もしくは近しいタイプのポケモンのオスとメスをここに預けておくと、ときどきタマゴが見つかるのである。
「面白そう! 同じポケモンって持ってたっけ?」
施設に入ると、受付の近くに見たことのないポケモンを連れたおばさんが立っていた。
気になるので話しかけてみると、そのポケモンはタマゴから孵りたてで、代わりに育ててくれるトレーナーを探しているようだ。
紫色をした竜の赤ちゃんのような姿のそのポケモンの名前は「エレズン」。でんきとどくの複合という珍しいタイプだ。
いきなりポケモンを譲ってもらってしまったが、もう手持ちはいっぱいだ。
しかも生まれたてだからレベルは1。じっくり育てないと戦力にならないし、でんきタイプはワンパチがいるし…。
どうする嫁ピ?
「なんだかこの子は育ったら強くなる気がするから、一緒に連れて行こう」
不貞腐れたような顔をしたニューフェイスに何かを見出した嫁ピ。その判断は吉と出るか凶とでるか。
ちなみに手持ちから外したニャースは、ガラルのニャースと一緒に預かり屋さんに預け、国際結婚を目指してもらうことになった。
この場合どちらのニャースが生まれるのだろうか? 楽しみですね。
大きな橋でエール団ともめ事を起こしていた青年を助け、お礼に新型の自転車「ロトム自転車」を手に入れた嫁ピ。
早速、爽快に自転車を乗り回し、ずんずん橋を進んでいくと、またしても通せんぼしている輩が。
元気すぎる幼馴染、ホップ君である。今作、ライバルとの戦闘頻度高いな!?
ほらほら嫁ピさん、ホップ君が気に入らないからってそんな怖い顔しないでさ…、軽くいなしちゃえばいいからさ…。
どーしてなのかわからないけど、嫁ピはホップ君が出てくると機嫌悪くなるんですよねぇ。
彼の手持ちポケモンも着々と育っていて、ココガラもアオガラスに進化していたんですが、
「あー、私のパクりやがったな! むかつくー!」
そこ噛みつくところ!? あーほら、ホップ君も苦手なくさタイプ攻略を考えた結果なわけだからさ…。
旅のはじめ、ホップ君にデカリュックってからかわれたのが余程気にくわなかったんか。
女の子は些細なことでも案外根に持つからな…、俺もいらん事言わないよう気をつけよう…。
10.みずのジム
無慈悲なまでにホップ君を打ちのめし、バウタウンにたどり着いた嫁ピ。
活気のありそうな港町だ。もう嫁ピもお分かりの様だが、ここではみずタイプのジムリーダーが待ち構えている。
手持ちでは、くさタイプのバチンキーと、でんきタイプのワンパチが活躍してくれるだろう。
おや、何やら興奮した人たちの声が聞こえる。よくみるとビートもいるようだが、誰かを取り巻いているようだ。
すらっと背の高い無表情な女性と、ダサい短パンにスウェット姿の男、もしかしてこの男はローズさん!?
これには嫁ピもドン引きだ。取り巻きの女の子たちはこんな姿のローズさんでも夢中のようだが…。
ローズさんの秘書らしき女性「オリーヴ」が女性たちを追い払うと、ローズさんがこちらに気づいたようだ。
「チャンピオンの推薦した嫁ピくんじゃないか!」
名前覚えててくれたんすね。ちょっと嬉しい。
彼はダンデが推薦した理由に興味があるらしい。ここでのジム戦に勝ったら近くのレストランでお祝いしてくれるようだ。見た目通りに太っ腹な男だね。
ジムに向かう前に町を探索しておこう。家の中にも一軒一軒は入れるから、探索してるだけで結構時間がかかる。
町のシンボルの灯台に行くと、なんとジムリーダーのルリナに遭遇した。前評判通り、いつみても美しい。
どうやらルリナもこちらのことを知っているようだ、リーダーたちの間でも嫁ピはマークされた存在らしい。
試合前のあいさつも済んだし、いよいよジムに挑戦するとしますか。
こんどのジムミッションは謎解き迷路。天井からは水が流れ落ち、ところどころ道を塞いでしまっている。
道中の赤・青・黄色のスイッチを押すと、それぞれの色と同色のパイプから出ていた水は止まり、止まっていた水が出てくる。
そうやって水流を切り替え、迷路を進んでゴールを目指す。
体力勝負の前回とは変わって頭脳勝負ということだ。嫁ピはこういうの慣れていないから苦手そうだなぁ。
とはいえ老若男女から愛されるポケモンが、こんな序盤に難しい謎解きを用意してビギナーの心を折るような真似はしないだろうと明智も高をくくっていたが、見てみるとこれがなかなか複雑で難しい。
初めの方こそ難なく進めていた嫁ピだったが、最後の方で詰まってしまい、同じ道を右往左往、水が出ては止まり、止まっては出るを繰り返す。
「あーもうわかんない! ピロシキくんはわかってるの? ねぇ教えてよう~」
ふふん、とわかっているけど教えないふりをしていたが、すまん、俺もわかっていなかったんだ。
そうこうしているうちに、おや、道が開いた。たまたま正解を引いたようだ。
スタジアムで、先ほどのルリナと再び相まみえる。
かっこいい投球ポーズで繰り出されたのはトサキント! スマブラのせいで無性に残念な気持ちになるのは俺だけじゃないはず。
こちらは相性のいいバチンキーで応戦、得意のえだづきで難なく相手をノックアウト。
おやおや、今回のジム戦も案外大したことないんじゃないか?
続くサシカマス(カマスときいてテンションが上がる食い意地のはった嫁ピ)も一撃で沈め、残すはカジリガメ一体のみ。
カジリガメは初めて見るけど、なんとなくガッツマンに似てるな。
このままバチンキーで終わらせちゃおうぜ! さぁ、ダイマックス勝負だ!
勝負を終えて約束通りレストランに向かうと、ローズさんとソニアも待っていた。
おいしい海鮮料理が楽しめるかと思いきや、ローズさんが一方的にぺちゃくちゃしゃべっていたら時間がなくなり、さっさといなくなってしまった。そっちから呼んでおいてなんたる仕打ちだ。
しかしローズさんはソニアの研究の助けになるようにとナックルシティの宝物庫に入る手配をしてくれるらしい。いい人なんだけどねぇ。見た目が怪しすぎるし、やっぱりなんとなく信用できないなぁ。
レストランの外ではジムバッジを手に入れたホップが待っていて、ノリノリで次の町へ走って行ってしまった。
さて、なかなかいい感じにジムバッジを集められてるんじゃないか?
俺たちも第三のジムのあるエンジンシティに戻るとしますか。
今回はここまで、みんなもポケモンGETだぞ!
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