ども、明智です。
スマブラの大会の動画や、ストリーマーの配信をみていると聞きなれない用語を耳にすることも多いんじゃないでしょうか?
空後? ベク変? ジャスガ?
そんなあなたももう大丈夫。
今回は知ってるだけで通ぶれるスマブラ用語を紹介していきます。
【スマブラ】アクション関連の用語
空N(くうエヌ)
「フォックスの空Nは発生が速く判定も強いので置き技として優秀だ」
空中ニュートラル攻撃の略。
格ゲーでは一般的に方向スティック(レバー)を傾けず、入力していない状態を「ニュートラル」と呼ぶ。「レバー中央」も同様の意味で使われるが、スマブラでは専ら「ニュートラル」が用いられる。
空後(くうご)
「美しいまでにダッシュ反転空後がささるー!」
空中後ろ攻撃の略。「くううしろ」ではなく「くうご」が一般的。
ダッシュで接近し向きを反転しつつ空中後ろ攻撃をお見舞いする「ダッシュ反転空後」は上級者の必須テクニックとしても有名。
DA(ディーエー・ダッシュエー)
「あいつ走ったら絶対DAしてくるよな」
ダッシュ攻撃。ダッシュのDと、攻撃ボタンのAボタン、繋げて「DA」。
百裂(ひゃくれつ)
「あそこで百裂抜けてなきゃバーストしてた」
百裂攻撃の略。カービィやフォックスなど、一部のキャラクターが弱攻撃(Aボタン)を連打すると出せる連続攻撃。
ちなみに百裂攻撃の最後に出す強力な一撃は「百裂フィニッシュ」という。
置き道具(おきどうぐ)
「置き道具の強いファイターは厄介だ」
「設置技」とも呼ばれる。ワリオのバイクやむらびとの木など、その場に何かを設置するタイプの技。ゲームシステム上は飛び道具に分類されるが、スマブラ界隈では区別して呼ぶ動きがみられる。
その名の通り置き技として優秀で、攻守ともに活躍する場面が多い。
メテオ
「ふっとびをメテオ」
メテオスマッシュの略。相手を下方向に強く吹っ飛ばす攻撃。この吹っ飛ばし方の出来る攻撃を「メテオ効果あり」などと呼んだりする。空中下攻撃に多い。
応用で、崖下で相手を崖方向に吹っ飛ばし、反射でそのまま下に突き落とすことを「崖メテオ」と呼ぶ。
ランディングフォース
「何に当たったのかわからなかったけど、下Bのランディングフォースか」
着地攻撃。一部の攻撃を出しながら着地すると発生する攻撃判定のこと。
ガノンドロフの下Bが有名ですが、システム自体は初代64から存在する。
ジャスガ
「ジャスガ反転上スマだとぉ!?」
ジャストガードの略。相手の攻撃が当たる瞬間にシールドを解除することで発生。シールドの後隙をキャンセルして直ぐに次の行動に移れるため、攻守の有利不利を逆転させることができるテクニック。
スマブラのシステム的には「ジャストシールド」が正しいが、「ジャスシー」だと語呂が悪いのと、格ゲー用語として既に浸透しているのもあって「ジャスガ」呼びがスマブラ界隈でも定着している。
ガーキャン
「ガーキャンからの上Bでローリスクに反撃する」
ガードキャンセルの略。シールド状態から特定のアクションをすることでシールド解除の隙をキャンセルして行動できるテクニック。
こちらも正式にはシールドキャンセルだが「ガーキャン」呼びが普通。
ガード漏れ(もれ)
「我慢しすぎてガード漏れしてしまった」
小さくなったシールドからはみ出した身体の部分で攻撃を受けてしまうこと。
シールドシフト(シールドずらし)によってある程度は防止することができる。
しりもち落下
「しりもち中の相手は恰好の標的」
上B後や空中緊急回避後、多少の横移動と急降下以外は受け付けなくなる落下状態のこと。
反撃手段が無く隙だらけなので圧倒的に不利になる。
ふんばり
「とっさにふんばったおかげで寿命を延ばした」
しゃがみ耐性のこと。しゃがんだ状態だとふっとびにくくなる。
ヨッシーの空中ジャンプ「ふんばりジャンプ」についているスーパーアーマーも「ふんばり」と呼ぶことがあるが別物。
ヒットストップずらし
「百裂はヒットストップずらしで抜ける」
単に「ずらし」とも。
攻撃を受けると一瞬動きが止まることを「ヒットストップ」と呼び、その間にスティックをはじき入力した方向にキャラをずらすことができるテクニック。これによって百裂攻撃やコンボから抜け出すことが出来る。
ベク変(へん)
「ふっとばされてもベク変であきらめるな!」
ベクトル変更の略。公式では「ふっとびずらし」という。
「ベクトル」はスマブラにおいてはふっとぶ角度のことを指し、ふっとばされた際にスティックを傾けておくことで、ベクトルと速度を変更するテクニックのことを「ベク変」と呼ぶ。
空ダ(くうダ)
「空ダも絡めて復帰ルートを読ませない」
空中ダッシュの略。ベクトル反転必殺技(単にベクトル反転)とも呼ばれる。
ジャンプ後に進行方向とは逆にスティックを入力して必殺技を出すことで、慣性とは逆方向に向かって必殺技を出すことが出来る高等テクニック。
【スマブラ】システム関連の用語
ぬるり
「くす玉から出現したアイテムがぬるりで落ちていった」
キャラやアイテムが重なり合うことで互いに押しだす力のこと。
OP相殺(オーピーそうさい)
「OP相殺に助けられた」
ワンパターン相殺の略。同じ技を何度も使っていると技の威力やふっとばし力がダウンするシステム。
応用として、OP相殺がかかっていない状態の技のことを「新品」と呼ぶことがある。
ほかほか補正
「ほかほかしているクッパのプレッシャーがハンパない」
キャラの蓄積ダメージが上がるとふっとばし力が上がっていくシステム。この補正がかかった状態のキャラから「ほかほか」と湯気のエフェクトが発生することから名づけられた。
ルーペ
「ルーペ状態の攻防を制する」
画面外にキャラが移動すると表示される丸い枠のこと。ルーペ状態だと少しずつダメージを受ける。
【スマブラ】独特の用語・言い回し
バースト
「バーストぉぉぉぉぉ!!!!!!」
主に画面外にふっとばして「撃墜」する意味で用いられる。非公式用語だが、既に広く浸透している。
公式ではふっとばすことを「撃墜する」、ふっとばされることを「落下する」(もしくは自滅と合わせて「ミスする」)と呼んで区別しているが、「バースト」を用いる場合、ふっとばすこともふっとばされることも「バーストする」と言うことがあり、区別があいまいな感がある。
応用として、投げによるバーストのことを「投げバ」と呼んだり、バーストしやすい技やキャラのことを「バ安」、バーストしづらい技やキャラのことを「バ難」と呼んだりする。
もぐら戦法
「あいつにもぐらやられると為す術がない」
すりぬけ床の下から攻撃をしかける戦法。初代スマブラから使用されていた用語だが、さほど浸透していない気もする。
崖(がけ)
「崖攻めを制する者がスマブラを制する」
足場の端のエリアのこと。スマブラにおいて、最も激しい攻防が繰り広げられるエリアである。
復帰しようとする相手を「復帰阻止」したり、崖つかまり中の相手がどのような崖上がり行動をとるかを読みあったり、崖つかまりを奪い合ったり。
寿命(じゅみょう)
「いくら重量級といえどあの%は寿命だった」
ほとんどの攻撃がバースト圏内の蓄積ダメージの状態を指して言うことがある。
姿勢がいい
「いまのは姿勢がよかったおかげで生き延びましたね」
しゃがみ中や特定の攻撃モーション中など、キャラの体勢によって攻撃を避けた時などに言われることがある。
以上。「通っぽいスマブラ用語&言い回し集」でした。
他にも格ゲー界隈で一般的に使われている用語や言い回しがスマブラ界隈でも使われていたりするので、それらについてはまた別の記事で紹介することにしましょう。
短いですが今回はここまで、次回もよろしく!
コメントを残す