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【紹介&レビュー】ソニック・ザ・ヘッジホッグ2

ども、明智です。

引き続きソニックシリーズの各タイトルについて紹介&レビューしていきます。

今回のテーマは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』です。

 

・どんなゲームなのか、ざっくり説明します。

・いまから遊ぶならどのバージョンを買えばいいか、おすすめを紹介します。

・明智の個人的なレビューを載せます。まっさらな気持ちで遊びたい人はスルーしてOK!

 

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』ってどんなゲーム?

発売日:1992年11月21日

開発:セガテクニカルインスティチュート

発売:セガ・エンタープライゼス

ハード:メガドライブ

ソニックシリーズの第二作。

ソニックの相棒「テイルス」が初登場。2人協力プレイや対戦プレイが可能になりました。

新アクションの「スピンダッシュ」や、カオスエメラルドを集めて「スーパーソニック」に変身するなど、シリーズのお約束要素が早くも登場。シリーズでも傑作の呼び声高い、人気作です。

 

物語とキャラクター紹介

かつて不思議な石によって栄えた文明があった。しかし、力の使い方を間違えた人々はその力によって文明を失い、石は神々によって封印された。

そんな伝説の残る島「ウエストサイドアイランド」に、冒険の途中の休息に訪れたソニック。

ソニックが島を走り回っていると、何者かが後ろをついてきていることに気づきました。振り返るとそこにいたのはキツネの少年でした。彼はすぐに木の陰に隠れましたが、ソニックが走り出すとまた後ろをついてくるのでした。ソニックは好きにさせようと決め、気にせず走り続けました。

ある日、森で爆発が起こりロボットたちが島を荒らし始めました。エッグマンがこの島にもやってきたようです。

ソニックが走り出すと、やっぱりキツネの少年も後をついてきました。

 

☆ソニック・ザ・ヘッジホッグ

主人公の青いハリネズミ。テイルスのことは無視しているようで、ちゃんと横目で気にしているんだとか。

☆マイルス・パウアー(テイルス)

尻尾が2本生えているキツネの少年。臆病ですが、優しい心の持ち主です。

ヘンテコな尻尾のことで島の動物たちからいじめられたりましましたが、ソニックに出会い、自分もかっこよくて自信いっぱいのソニックの様になりたいと思い、その後をくっついていくようになります。

メカいじりが好きで、幼いながらもソニックの愛機トルネードを操縦する腕前を持っています。

★Dr.エッグマン

世界征服を企む悪の天才科学者です。今回はカオスエメラルドの力を引き出す究極兵器「デスエッグ」を完成させてソニックに挑戦してきます。

 

システム紹介

<アクション>

いまとなってはソニックの代名詞ともいえるアクションである「スピンダッシュ」が初めて使えるようになりました。

どこからでも高速ダッシュが可能なので、ゲームの爽快感も一気に上がりました。

 

<ゲーム進行>

「ソニック1」と違い、1つのゾーンは2つのアクトで構成されるようになりました(終盤のゾーンは例外もあります)。

全11ゾーン、ステージ数は20です。

 

<スペシャルステージ>

リングを50枚以上所持した状態でポイントマーカー(中間ポイント)を通過すると光の輪が出現し、そこに飛び込むことでスペシャルステージが始まります。

「ソニック1」とは全く別の内容になっており、チューブ型の道を画面奥に向かってひたすら走り続け、ゴールにあるカオスエメラルドを入手することが目的です。

道にはリングが散らばっており、そのリングを一定数集めてゴールしないとカオスエメラルドは入手できません。

道にはトゲボールも転がっており、それに触れるとリングをばらまいてしまうので、上手く障害物をかわしながらたくさんのリングを集めなければなりません。

 

<協力プレイ>

ソニックの後ろにくっついているキツネのテイルスは、1人プレイ時はソニックの行動をまねて動きます。

二つ目のコントローラーを使えば、2Pがテイルスを操作することが可能になっています。

敵を倒したり、リングを集めたりすることでソニックをサポートできますが、画面は常にソニックを中心にとらえるのでテイルスだけで先に進むことはできません。

テイルスは敵にぶつかってもリングをばらまかず無敵なので、特にボス戦では大活躍します。

 

隠し要素

スーパーソニックと真のエンディング

スペシャルステージで7つ全てのカオスエメラルドを手に入れた状態で、リングを50枚以上所持してジャンプすると金色に輝くスーパーソニックに変身します。

とてつもないスピードと高いジャンプ力を持ち、完全に無敵になりますが、時間の経過とともにリングを1枚ずつ消費し、0枚になると変身が解けてしまいます。(壁につぶされたり穴に落ちると通常通りミスになります)

また、全てのカオスエメラルドを集めた状態で最終ステージをクリアすると、通常とは異なる真のエンディングを見ることが出来ます。

 

対戦モード

1Pがソニック、2Pがテイルスを操作し、一風変わったルールで勝負をします。

通常ステージ(エメラルドヒル、カジノナイト、ミスティックケイブの3ゾーン)とスペシャルステージの4試合行います。好きなステージからプレイ可能です。

1試合は2ラウンドで行われ、それで勝敗がつかなければEXラウンドをスペシャルステージ戦にて行います。

 

通常ステージ戦は上下二分割画面で行われます。

クリアタイム、獲得スコア、ゴール時のリング所持数、総獲得リング数、アイテムボックス破壊数の5つの項目で勝った項目の多い方がラウンドの勝者となります。

一方のゴールから一定時間経過すると強制終了となり、ゴールできなかった方はクリアタイム項目の負けが確定します。

時間をかけてでもスコアやリングを稼いだり、ダメージ後の無敵時間を利用したゴリ押しは避けた方がよかったり、あえてポイントマーカーを無視したり、普段とは違ったプレイングが勝利の鍵となったりします。

 

スペシャルステージ戦は、基本的に二人プレイ時のスペシャルステージと同じ要領でプレイします。

リング獲得数に関わらずスペシャルステージを通しでプレイし、途中に3回あるリング数判定で勝利した数が多い方がラウンドの勝者となります。

前にいる方がリングを取りやすいですがダメージも受けやすいです。ジャンプすることで前後を入れ替わることができるのでうまくポジションをコントロールして有利に立ち回ることが求められます。

 

対戦専用アイテムとして、相手との位置を入れ替える「テレポート」というアイテムがあります。

対戦ルールで「アイテムあり」「アイテムなし」「テレポートのみ」を選ぶことが出来ます。

 

これから遊ぶなら おすすめ移植版

3D ソニック・ザ・ヘッジホッグ2

ニンテンドー3DSでダウンロード配信中。ニンテンドー3DS専用パッケージソフト「セガ3D復刻アーカイブス3」にも収録されています。

セーブ機能の実装やステージセレクトの標準搭載といった「3Dソニック1」と同様の追加要素に加え、ゲーム開始時から常に10個のリングを持って始められる「リングキープモード」を搭載し、より遊びやすくなっています。

SEGA AGES ソニック・ザ・ヘッジホッグ2

ニンテンドーSwitchでダウンロード配信中。

3DS版の要素に加えて、ソニックマニアで登場したドロップダッシュを実装(オプションでON/OFF切り替え可能)。

赤いハリモグラの「ナックルズ」でプレイできる「ナックルズinソニック2」も収録。

アプリ版 ソニック・ザ・ヘッジホッグ2

iOSとandroidでダウンロード配信中。

ソニック3仕様の「テイルス」および「ソニック&テイルス」で遊べるほか、「ナックルズ」でもプレイ可能。

タイムアタックモードと完全新規のボスアタックモードも収録。

さらに、幻のゾーン「ヒドゥンパレスゾーン」で遊ぶことが出来ます。見つけることが出来るかな?

ソニック2の決定版と言って間違いない出来栄えです。

その他の移植

「ソニックジャム」

セガサターンで発売されたコレクションタイトル。

制限時間の廃止が可能。セーブ機能搭載。

忠実移植の「ORIGINAL」の他、難易度調整した「NORMAL」、ステージが少なく難易度も低い「EASY」が選べます。

タイムアタックモードやスペシャルステージモードも搭載。

このゲームでしか遊べないモードが多く、いまでもファン必携のゲームとなっています。

 

「ソニックメガコレクション(プラス)」

ゲームキューブで発売されたコレクションタイトル。のちに追加要素を加えた「プラス」がPS2とXboxで発売。

プラスではセーブ機能が搭載されている他、一定時間プレイすると隠し要素がわかる「ヒント」が解禁されます。

 

その他、PS3のPlayStation Store、Xbox360のXbox Live Arcadeでオリジナル版がダウンロード販売されています。

明智ピロシキのレビュー

面白さ  ★★★★☆
難易度  ★★★★☆
ハマり度 ★★★☆☆

クラシックソニックでは一番遊びやすく、何度も遊びたくなるのがソニック2です。

スピンダッシュの実装により、前作より段違いでスピードが出せるようになっただけでなく、ステージ構造もより高速で駆け抜けられるように設計されている印象です。

1ゾーン2アクトになったことでステージのバラエティも増え、テンポよく進めるので飽きにくいです。

ただし、前半はソニック1より易しいですが、後半に進むにつれ難易度が上がり、最終ステージに至ってはシリーズ屈指の難易度といってもよく、クリアできずに挫折したプレイヤーはかなり多いはず。

スコア獲得によってコンティニューを増やすことができるようになっているのがせめてもの救いでしょうか。

全てのカオスエメラルドの獲得はスペシャルステージの難しさもあって相当な難易度ですが、スーパーソニックを動かせるようになった時の感動はリターンとして十分。

協力プレイや対戦が出来るようになり、兄弟や友人とも楽しめます。特に対戦モードは凝ったルールになっており、初心者同士でも玄人同士でも盛り上がること間違いなしです。

移植版ではやはり追加要素の多いアプリ版がおすすめですが、対戦するならSwicth版がいいかも。

 

以上、ソニック2の紹介とレビューでした!

 

あけたまで実況プレイしたソニック2の動画です。別の動画で対戦や隠し要素の紹介もしています。

 

今回はここまで、次回もよろしく!

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ABOUT US
明智ピロシキ
多摩川乱歩(@tamagawa2525)とコンビで、ゲーム実況ユニット「あけたま」として主にニコニコ動画とYouTubeで活動中。90s後半〜00s前半のゲームは心の故郷。 ソニック実況「ソニックの歴史を振り返る会」クラシック編完走しました。