ども、明智です。
ソニックシリーズの紹介&レビュー 3回目
今回のテーマは『ソニック・ザ・ヘッジホッグCD』です。
これからゲームを遊ぶ人のための手引きにするつもりで書いています。
・どんなゲームなのか、ざっくり説明します。
・いまから遊ぶならどのバージョンを買えばいいか、おすすめを紹介します。
・明智の個人的なレビューを載せます。まっさらな気持ちで遊びたい人はスルーしてOK!
『ソニック・ザ・ヘッジホッグCD』ってどんなゲーム?
発売日:1993年9月23日
開発:ソニックCDチーム
発売:セガ・エンタープライゼス
ハード:メガCD
ナンバリング外のいわゆる外伝的位置づけの作品。
ソニックに恋する女の子「エミー」と、対ソニック用の秘密兵器として生み出された「メタルソニック」が初登場しました。
メガドライブの拡張版であるメガCD用として開発されたため、グラフィックや音楽など演出面が強化されていて、OPとEDでは東映が手掛けたアニメーションがテーマソングに合わせてガッツリ動きます。テーマソングやBGMは日本・欧州と北米で別のものが用意されていました。
セーブ機能を搭載しているので、途中で中断できるようになったのは嬉しいポイント。
物語とキャラクター紹介
ネバーレイクという巨大な湖の湖上にひと月の間だけ出現するという不思議な惑星「リトルプラネット」
そこには時間を自由に支配する不思議な石「タイムストーン」が眠っています。
Dr.エッグマンはその石の力を欲し、リトルプラネットを鎖で縛り付けてしまいました。
それに気づいたソニックは、再びエッグマンの野望を阻止するべくリトルプラネットに向かって走り出します。
☆ソニック・ザ・ヘッジホッグ
主人公の青いハリネズミ。今作では時空を超える体験をすることになります。
☆エミー・ローズ(ロージー・ザ・ラスカル)
ハリネズミの女の子。占い好きでカード占いに導かれてリトルプラネットにやってきました。そこで見つけた理想の王子様(ソニック)を追い掛け回しますが、メタルソニックにさらわれてしまいます。
★メタルソニック
エッグマンによって生み出されたソニックの様な姿をしたロボット。ソニックをライバル視し、同等以上のスピードで飛ぶことが出来ます。エミーをさらい、スターダストスピードウェイのサーキットで決闘に持ち込んできます。
★Dr.エッグマン
悪の天才科学者。タイムストーンの力を使い、世界征服を企んでいます。
システム紹介
<アクション>
ソニック2で登場したスピンダッシュの他に、新アクションの「ダッシュ(Super Peel Out)」が使用可能。
スピン状態にならずにダッシュするので、坂道でも安定して出せるという違いがあります。
<ゲーム進行>
「ソニック1」同様、3つのアクトで1つのゾーンを構成しています。
(ただし今作に限って、従来のゾーンにあたるものを「ROUND」、アクトにあたるものを「ZONE」と表記しています。ややこしいですが本記事では従来通りゾーン、アクト呼びで統一します)
全7ゾーン、各3アクトなのでステージ数は21。
今作には、現在、過去、未来の3つの時空を行き来する「タイムワープ」という仕掛けがあり、遊びの幅をぐっと広げています。
ステージ上に「Past」あるいは「Future」と書かれた看板が立っており、それを通過してから一定時間以内に一定のスピードをキープし続けることでタイムワープが発動。通過した看板に応じた時空にワープします。
過去や未来の時空では地形が変わり、トラップや敵の種類と配置も変化します。
<スペシャルステージ>
「ソニック1」と同様、リングを50枚以上所持した状態だとゾーン1・2のゴールに巨大なリングが出現します。そこに飛び込むことでスペシャルステージが始まります。
3D風のフィールドを走り回り、制限時間以内に浮遊するUFOを全て破壊すればクリア。時空を操る力を秘めた「タイムストーン」を手に入れることが出来ます。
足場を踏み外して水の上にいると制限時間が早く減ってしまいます。なるべく水には触れないようにしましょう。
<隠し要素>
未来の変化と真のエンディング
未来の時空には、エッグマンに支配された「悪い未来(Bad Future)」と、平和になった「良い未来(Good Future)」が存在します。
過去の時空のどこかにロボット製造装置が隠されており、それをアクト1と2の両方で壊すことで、そのラウンドの未来を「良い未来」に変化させることができます。
もしくは7つのタイムストーンを全て集めきると、その後は全てのゾーンの未来が「良い未来」に変化します。
全てのゾーンを「良い未来」の状態でクリアするか、タイムストーンを全て集めた状態でクリアすると通常とは異なる真のエンディングを見ることが出来ます。
これから遊ぶなら おすすめ移植版
残念ながら現在ソニックCDをプレイする環境は整っておらず、過去の移植作を購入するしかありません。
どのようなバージョンがあるかだけでも紹介したいと思います。
ダウンロード版(PS3・Xbox360・iOSなど)
2011年にPS3のPlayStation Store、Xbox360のXbox Live Arcadeなどでダウンロード配信が開始。日本では現在ダウンロード不可。
グラフィックがリマスターされ、OP・EDの映像もオリジナル版から追加されています。
BGMは日本・欧州バージョンと北米バージョンの2パターンから好きな方を選べます。
サウンドテストやタイムアタックのインターフェースが改良されています。
テイルスが使用可能。グラフィックはソニック2のものですが、ソニック3のようにプロペラ飛行が使えます。
ソニックジェムズコレクション
2005年発売。ゲームキューブ、PS2で発売されたオムニバス作。
オリジナル版に近いですが、OP・ED映像が追加されているなど細かい違いがあります。
一定時間プレイすると隠し要素がわかる「ヒント」が解禁されます。
Windows版
1996年に発売されたバージョン。オリジナル版とほぼ変わりませんが、BGMが「北米バージョン」で統一されています。
明智ピロシキのレビュー
面白さ ★★★★☆
難易度 ★★☆☆☆
ハマり度 ★★★☆☆
ソニック2より、むしろソニック1に近い遊び心地で、スピード感ではソニック2に劣ります。
スピンダッシュがソニック2と若干異なる操作感なので、慣れるまで戸惑います。新アクションのダッシュは無くてもいいくらい空気です。
ただ、なんといっても「タイムワープ」の奥が深い! 1つのステージに4つのパターンを用意しているなんて贅沢すぎやしませんか?
しかも過去でのソニックの行動が未来に影響を与えるなんて、そんなの気づかないよ!
何も考えずにダーッとクリアしてしまうとその仕掛けの細かさに全く気づきません。
わかれば面白い。噛めば噛むほど味が出てくるスルメゲーです。
エミーがかわいかったり、メタルソニックとの戦いが熱かったり、ソニックのリアクションが豊富だったり、キャラクターのファンならグッとくるポイントが盛りだくさんなので、それだけでもプレイする価値はあるかと。
セーブできるのでソニックが苦手でもクリアはできるはず、カッコいいEDムービーを見るために頑張ろう!
以上、ソニックCDの紹介とレビューでした!
あけたまで実況プレイしたソニックCDの動画です。ジェムズコレクション版です。
今回はここまで、次回もよろしく!
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