ども、明智です。
クラシックハード復刻シリーズ、流行りなんですかね?
ファミコン、スーファミ、ネオジオが名だたる名作を大量に詰め込んで続々と復活を果たしていく中、これまで静観していたSonyさんもついに動き出して、初代プレステを復刻するみたいです。
ゲームアーカイブスあるから出さないと思ったんですけどね。
発売日も今年の12月3日に決定!
あの妙に狂気じみたCMが当時のゲームCMを彷彿とさせて良しですね。
先に発表されていたメガドラより早く発売するところにソニーの意気込みを感じます。
無念セガ。
かつてのライバル対決がプレステvsサターンではなくて、プレステvsメガドラで実現するってのも面白いトコですな。
これまでのミニファミコンやらミニスーファミにはイマイチぴんと来てなかった明智ですが、
今回のプレステクラシックは当時リアルタイムで遊んでいた作品も収録されるかもしれないんでワクワクしてます。
僕らあけたまが好んで遊んでる僕ら世代のゲーム、所謂「懐ゲー」ってやつですね。
(とはいえ当時の明智家はどちらかというとニンテンドー派だったので、プレステで遊んだゲームはごく僅かしかないですが)
収録ソフト数は20本。ミニスーファミも20(+1)本だったので同数ですね。
ところが、スーパーファミコンで発売されたソフト数がおよそ1500本なのに対し、プレイステーションで発売されたソフトは3000本以上。なんと倍以上も発売されてたとは驚きです。
3D格ゲーブーム、RPG戦国時代、新たなジャンルの挑戦的な作品も数多く生まれました。
いまもまだ続いているシリーズの第一作目も、多くが初代プレステ出身です。
言うまでもないですが名作だらけ。ちょっと考えただけでも候補になりそうなタイトルが100本は挙げられます。
この中から20本選ぶなんて、正気じゃない…。
果たしてどのタイトルが選ばれるのか。明智ピロシキ、本気で予想してみました。
収録予定のタイトル
収録される予定の20本のうち、既に5本は公開されています。(公式HP開設当時)
まずはそこから紹介していきましょう!
No.01 R4 RIDGE RACER TYPE 4(1998 ナムコ)
脳みそ、ブルルン
いわずと知れたナムコの本格レーシングゲーム、リッジレーサーシリーズの四作目です。
シリーズ一作目も94年のPS1本体と同時に発売されたローンチタイトルでしたが、
PS1で発売されたシリーズ最終作である本作を収録するあたり、
歴史よりもゲームとしての面白さを優先する姿勢が伺えますね。
メインモードではナムコのキャラクターをモチーフにした4つのチームから一つを選び、
そのチーム専属レーサーとしてレース大会に出場。
チームごとに用意されたシナリオも、それぞれ趣向が違って深みがありそう。
デザインや音楽などの演出面が総じてハイセンス。
グラフィックはさすがに今見ると古さを感じますが、当時としては確実に最高クラスでしょう。
OPテーマがソニックRみたいでオシャレで好き。
明智はレースゲームはあまり遊ばないし得意でもないんですが、興味だけは妙にあります。
観るだけでも楽しいから、車好きの人のプレイを隣で観ていたいですね。
No.02 JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻(1995 SCE)
自称・元祖とびゲー
SCE(ソニー・コンピュータエンタテイメント)から発売されたジャンピングフラッシュシリーズの一作目。
FPS(本人視点シューティング)風の面クリア型アクションゲームで、ジャンプするたびに急降下するスリルが味わえる。
プレイ動画をみる限り、良くも悪くもフルポリゴン初期のゲームらしいデザインで懐かしみがあります。
公開されている5本中で明智が唯一知らなったタイトルですね。
たぶん有名タイトルじゃないよね?
どうやらこのゲームに登場する敵キャラの「ムームー星人」なるクラゲみたいな奴が、当時のSCEのマスコットだったらしいです。
ピポサルやトロといった後輩キャラクターにその座を奪われていく様は、セガのアレックスキッドを彷彿とさせますね。
一応プレステおよびSCEの歴史にフィーチャーした作品も収録するってことなんでしょうか。
No.03 鉄拳3(1998 ナムコ)
どこまで、進化するのか…
「サターンにバーチャあり、プレステに鉄拳あり」
セガのバーチャファイター2が火付け役となり、3D格ゲーブームが過熱。
そんな中、バーチャの対抗馬として頭角を現したのがこの鉄拳シリーズでした。
いまでは3D格闘ゲームの代名詞であり、世界的に人気を博しています。
ひたすらストイックなバーチャと違い、鉄拳はストーリーにも重きが置かれてるのが特徴。
物語の中心は三島平八と三島一八の壮絶なる親子喧嘩ですが、
鉄拳3では、一八の息子でありながら平八に師事した風間仁が主人公となり、物語が大きく動き出します。
格ゲーがことごとく苦手な明智ですが、キャラクターやストーリーにはすこぶる魅力を感じるので、触ってみたいゲームではありますね。
当時店頭で体験版が遊べたときはパンダでクマと戯れていました。
No.04 ファイナルファンタジーVII インターナショナル(1997 スクウェア)
興味ないね。
というのは冗談です。もはや説明不要の国産RPGの最高峰、ファイナルファンタジーシリーズのナンバリング七作目です。
もはやスクエニのお家芸ともいえますが、延期に延期を繰り返し、世のゲーマーたちを苦しめたことは有名です。
このゲームの発売はゲーム業界全体を揺るがし、多くの名も無きRPGの夢を容易く打ち砕くことになったとかなんとか。
なお、今回収録されるインターナショナル版はFFVII国外版で追加された要素を日本版に逆輸入したマイナーチェンジ版です。
キングダムハーツではFINAL MIXっていわれているアレです。
これまでもFFシリーズはファンタジーと銘打っておきながらSF要素が多分に含まれていましたが、今作ではさらにそれが顕著に表れており、ハードSFとスチームパンクをまぜたような世界観は新鮮でした。
また、野村哲也氏のデザインするキャラクターたちはジュブナイル的魅力に溢れ、これまでの王道RPGの「綺麗だが古臭い」イメージと一線を画する「洗練されたスタイリッシュさ」がありました。これらの要素はその後のジャパニーズRPGの主流に大きく影響したんじゃないでしょうか。
フルリメイクの噂もありますが、その辺はどうなっているんでしょう?
明智はFFシリーズはほぼ未プレイなので、興味ないですけどね。
No.05 ワイルドアームズ(1996 SCE)
荒野と口笛のRPG
SCE三大RPGの一つで、マカロニウェスタンの要素とファンタジーを融合した異色のRPGシリーズの一作目ですッ!
まさかまさかの選出ですねッ!
最近スマホでシリーズ最新作が配信開始したのでそのプロモーションも兼ねてなのでしょうが、シリーズファンとしては嬉しい限りですッ!
ゲーム自体はRPGとして全体的にシンプルなつくりですが、キャラ固有のグッズをつかったダンジョンでの謎解きや、キャラ毎に覚え方の異なる特殊技などアイデアに富んでいて、RPG慣れしたユーザーにも飽きさせない工夫が随所に見られます。
しかしなんといっても今作(およびシリーズ)の魅力は、トータルデザインを務める金子彰史氏のこだわり(趣味?)が光るシナリオや台詞、演出の数々と、作曲家なるけみちこ氏による荒野感あふれるサウンドでしょうね。
明智はなるけ氏の曲に惚れてこのシリーズのファンになりました。
PS1では二作目の「ワイルドアームズ セカンドイグニッション」も発売されており、おそらくシリーズ随一の人気作なのですが、あえて初代を収録したことに、選定したOTONAたちの漢気を感じます。
ワイルドアームズシリーズは毎回違う世界が舞台で物語にも連続性がないので基本的にどの作品から遊んでもいいんですが、一作目から順にプレイすることで感じられる面白さが確実にあるので、ぜひともこの機会に初代ワイルドアームズを遊んでみて、その後のシリーズにも興味を持ってもらいたいですね。
明智の本気予想タイトル15選
ここからは、明智が本気で予想した残りの収録タイトルを紹介します。
「明智が考えた最強のプレステクラシック」ではなく、あくまで本気で「ありそう」な選出です。
もっと詳しい人たちがさんざん議論をしているでしょうから、正直いまさら感は否めないですが、
楽しそうだからやります。ちなみにほとんど未プレイです。
No.06 クラッシュ・バンディクー3 ブッとび!世界一周(1998 SCE)
スタートボタンを押すのだ…
プレイステーションに颯爽と現れたニューヒーロー、クラッシュ・バンディクーシリーズの三作目です。
二作目とも迷いましたが、SCE時代の集大成である今作を選びました。
アクションはジャンプとスピンを主体とした至ってシンプルなものですが、難易度は決して低くなく、むしろ骨太です。
三作目ではそれらのアクションにバラエティを持たせ、二作目で完成したゲーム性に幅を持たせ、うまくバランスを保ちながら正統進化を果たした成功例と言えるでしょう。
豪快でパワフルなキャラクターやコミカルな世界観はわかりやすく、着ぐるみが登場するCMの効果もあってかアクションゲーム初心者や子供たちにも親しまれ、一躍人気者となった彼ですが、実はなかなかの苦労人で、発売元が入れ替わりPS独占タイトルではなくなったナンバリング四作目以降はいまいち人気が出ず、その後も発売元の変更を繰り返し、いつのまにかトップシーンから姿を消してしまいました。
それでも、最近になって初期三部作がリメイクされて大ヒットし再び注目を浴びています。
初期三部作はソニック2の開発に関わったマーク・サーニー氏の熱い思いによって生まれた経緯があり、ソニック好きとしては押さえておきたいゲームです。
明智家では何度もプレゼント選考兄弟会議での候補に挙げられましたが結局選考に漏れてしまい、遊ばれることはありませんでした。
No.07 パラッパラッパー(1996 SCE)
I Gotta Believe
リズムゲーム、所謂「音ゲー」の元祖であり、SCEの看板タイトルのひとつでもあるシリーズの一作目。
音楽とリズムに合わせてボタンを押し、ラップバトルを繰り広げるという全く新しいゲームでした。
斬新さだけでなく、ポップで可愛らしいキャラクターたちとゲームの核ともいえる中毒性のある音楽で一気に大人気となり、2001年にはアニメ化も果たしています。
PS4でリメイクが出たばかりですが、プレステを語る上で外せない作品であることは間違いありませんので選出しました。
主人公のパラッパはクラッシュバンディクーと同時にデビューを果たし、以降SCEの看板キャラクターとして活躍しますが、実はシリーズ自体は他にスピンオフ作品1本とPS2でナンバリング二作目が出たのみで、あとはリメイクとゲスト出演しかなかったりします。
完全新作での復活が望まれるところですね。
No.08 バイオハザード(1996 カプコン)
誰も、ソレからは逃れることはできない
日本が誇るサバイバルホラーの金字塔、記念すべきシリーズ一作目です。
サターンでも発売されていたり、その後もリメイクされて様々なハードで遊べますが、本作がPS1の売り上げに果たした功績は大きく、選出は十分あり得るでしょう。
PS1では二作目と三作目も発売されましたが、ホラーアドベンチャーというジャンルを人気ジャンルに押し上げたのは、徹底された恐怖演出にこだわったという一作目じゃないかなと予想します。
ラクーンシティ郊外の館で起きた謎の殺人事件の調査に向かう特殊部隊。しかし、館は生物兵器によって怪物化したゾンビの巣窟となっていた。一人、また一人と仲間が消えていく恐怖と戦いながら、事件の真相を暴き、無事に館から脱出できるのか?
怖がって前に進まなければゲームも進行しないので、いつまでたっても恐怖は終わりません。
それよりも明智はあの独特の操作感に馴染めず、前に進めませんでした。
No.09 エースコンバット2(1997 ナムコ)
超本格的飛行機ごっこ
実在する戦闘機がリアル3Dでドッグファイトを繰り広げる、フライトシューティングゲームのシリーズ二作目。
マニア向けではありますが、シューティングゲームとして完成度が高く、シリーズ最高傑作との呼び声もあります。
画面上の情報量が多く、一見すると難易度が高そうに見えますが、直感的な操作ができるように丁寧に作られており、今何が起きていて何をすればいいのかわかりやすく出来ているように感じました。
BGMもまさにドッグファイトものといったノリの良さがあっていいですね。
ちょっと背伸びしたいお年頃の少年たちの心も、子どもの頃憧れた世界に浸りたい親父たちの心も掴んでしまう、そんな印象。
個人的には三作目も気になりましたが、クセが強すぎて収録はされないだろうと判断しました。
No.10 ぼくのなつやすみ(2000 SCE)
大人のだめをどんどんやりましょう。
都会生まれの少年が、田舎のおじさん家でひと夏を過ごすアドベンチャーゲーム。シリーズ一作目です。
PS2発売後に発売されたPS1のゲームの中では健闘しており、数々の賞を受賞するなど当時から異彩を放っていました。
テレビでも結構取り上げられていたのを覚えています。
昭和末期の田舎町、大人たちには懐かしく、子どもたちには新鮮なノスタルジーが溢れる世界で、
虫をつかまえたり、魚を釣ったり、基本的に自由に31日間を過ごします。
温かみの中に、どこか切なさを感じる雰囲気が心にぐっときますね。
明智の夏休みは他のゲームで忙しくて、「ぼくなつ」でまったり過ごしている暇はなかったですね。
No.11 幻想水滸伝Ⅱ(1998 コナミ)
その強さがあれば、全てを守れると思った
108人もの仲間が紡ぐ、友情と闘争の伝奇ロマン。コナミを代表するRPGのシリーズ二作目。
RPGは既に2本の収録が決まっているのでどうかなとも思いましたが、個人的に大好きな作品ですし、名実ともにRPG史に残る名作中の名作だと思っているので選出しました。
一作目と世界観を共有しており、続編的な側面も濃いですが、今作から始めても十分楽しめるので安心してください。
幻想水滸伝といえば、仲間を集めるやり込み要素と、その仲間たちが集う本拠地が少しずつ賑やかになっていくワクワク感が醍醐味ですが、その最大の魅力は練りに練られた重厚なシナリオでしょう。特にⅡは最高傑作との呼び声が高いです。
序盤のイベントシーンの生き生きした動きは、とてもドットで描かれているとは思えないほどにエモーショナルで感動を誘います。
明智はⅢが一番好きという異端児ですが、シリーズで一番感動したのはⅡのミューズ市の門でジョウイの帰りを待つシーンですね。
みなさんもハンカチを用意してからプレイしましょう。
No.12 メタルギアソリッド インテグラル(1999 コナミ)
すべては、スリルのために。
米国のビジネス誌をして「20世紀最高のシナリオ」と評されたという、メタルギアシリーズの三作目(のマイナーチェンジ版)。
三作目とはいえ、前二作とはゲーム性が大きく異なるため、メタルギアソリッドシリーズ一作目と呼んでも差し支えない。
インテグラルではムービーシーン音声が英語に差し替えられていますが、追加要素が豊富なのでこちらを選出しました。
敵地に潜伏する「スリル」を前面に押し出したステルスゲームですが、上記のように重厚なシナリオも特徴のひとつで、映画的な演出で描かれるムービーもふんだんに用意されています。
主人公ソリッドスネーク役を務める声優の大塚明夫氏は、アニメ・映画・ゲーム問わず様々な作品に出演していますが、本作未プレイの明智でさえ「スネークの声の人」と認識してしまっていたほどだから、余程のはまり役だったのだなと思います。
インテグラルでは海外の声優さんなので、せっかくの渋声がきけませんね。
No.13 ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン(1999 エニックス)
1000回遊べるRPG、再び
ドラクエIVに登場した「武器商人トルネコ」が冒険を繰り広げるトルネコの大冒険シリーズの二作目。「不思議のダンジョン2風来のシレン」を含めれば不思議のダンジョンシリーズ三作目ということになりますね。
ドラクエシリーズとしては最初のPS1タイトルであり、ジャンル被りを無くすことを考えれば同じくPS1で発売されたドラクエVIIよりは現実味がある選出だと思います。
不思議のダンジョンといえば、遊ぶたびにマップが変化するタイプのローグライクRPGの通称で、兄弟作品でもある風来のシレンシリーズをはじめとして、当時はライバルだったスクウェアからはチョコボ、任天堂からはポケモンで類似ゲームが出ていますが、その元祖がこのトルネコシリーズでした。
ローグライクRPGとしては難易度が易しめなので初心者でもとっつきやすく、入門用としても重宝しそうです。
この手のゲームは一歩進むだけでも状況が一変してしまうので、ダンジョン内をぐるぐる歩き回りたい明智には苦手なジャンルですね。
No.14 風のクロノア door to phantomile(1997 ナムコ)
ワッフー、ルプルドゥ
あけたまが度々話題に出しているPS1の隠れた名作アクション、クロノアシリーズの一作目です。
ファンタジックで絵本のような世界を舞台に、少年クロノアと相棒のヒューポーの冒険が描かれます。ファントマイル語と呼ばれるゲーム世界独自の言語でキャラが喋るなど、世界観を大事にしているゲームです。
基本は横スクロールアクションですが、「風だま」で敵を膨らませて捕まえ、別の敵に投げつけて攻撃したり、仕掛けを解いたり、二段ジャンプの足場にしたりと、パズル要素のあるアクションがシリーズの特長です。また、奥行きのあるギミックが用意されていたり、自動でカメラが回り込んだり、巧みに3D空間を感じさせるつくりになっています。
一度プレイするだけではわからない様々な設定をひも解くヒントがゲーム内にちりばめられていて、それを探すのも楽しみのひとつであり今作の魅力です。明智が最初にプレイしたPS1のゲームということもあり想い出補正はありますが、選出されるポテンシャルは十分に秘めていると思います。
No.15 ロックマンDASH 鋼の冒険心(1997 カプコン)
出会った人の顔、おぼえてますか?
硬派なアクションゲームの代表作であるロックマンがRPGに?
そんな驚きとともに迎えられたロックマンDASHシリーズの一作目です。
ファミコンでロックマン2、スーファミでロックマンXと来ているので、PSならDASHだろうと。
フリーランニングRPGと銘打ってはいますが、プレイ感覚はRPG要素よりもアクション要素の方が多め。
遺跡を探索しながら世界の謎に迫っていくメインシナリオとは別に、町の人たちと触れ合ったりするサブイベントが豊富に用意されており、自由度はかなり高いです。キャラクターも魅力的で、ベテラン声優が演じていることもあり、いまだに根強いキャラ人気を誇るシリーズでもあります。
DASHシリーズはスピンオフ含めて主要作品の全てがPS1で発売されていますが、この一作目が一番DASHらしい作品と個人的には感じています。ひとりのディグアウター(冒険者のようなもの)として何をするのも自由、この世界にずっと浸っていたいと思える良作です。
DASH3の計画が頓挫してしまったのは本当に残念でした。まだ希望を捨てられないのは明智だけじゃないはず。
No.16 ときめきメモリアル2(1999 コナミ)
青春でお前を殴りつける。
あけたま動画でもおなじみの、家庭用恋愛シミュレーションゲームの立役者、ときメモシリーズ二作目です。PS1では先に一作目も出ていますが、あちらはPCエンジンのリメイク作なので収録されるならこちらかと。
恋愛シミュレーションといえばアダルト要素も含むPCゲームのことだった時代に終止符をうったのがときメモであり、その進化系であるときメモ2を置いて他に収録されるゲームがあるだろうか、いやない。
はたして主に男性をターゲットとして発売されたであろう恋愛ゲームを収録するだろうかとも思いましたが、最近のゲーム(特にスマホゲーム)は美少女との恋愛を楽しむ要素が少なからず含まれていることもあり、その辺の抵抗はさほどないのではないか、むしろシナリオやゲームとしての面白さ、恋愛ゲームというジャンルを人気ジャンルにした功績から考えて、選出は妥当と考えました。
内容について多くは語りません。多摩川さん、続き早よ。
No.17 みんなのゴルフ2(1999 SCE)
それは、ゴルフそのもの。
手軽に楽しめるファミリーゴルフゲームの定番「みんゴル」シリーズの二作目。
一作目から順当に進化を果たし、演出面が大きくパワーアップしています。
スポーツゲーム枠での選出。シンプルで手堅くシリーズが続いていることが選出理由です。
スポーツゲームなら他にもウイニングイレブンシリーズや実況パワフルプロ野球シリーズがコナミから発売されており、ネームバリューや面白さでいったらそちらの方か上かもしれませんが、実名で選手が登場する関係上から収録は難しいのではないかと判断しました。
No.18 I.Q FINAL(1998 SCE)
全世界の脳におくる。
SCE発売のアクションパズル「I.Q Intelligent Qube」の続編。
パズルゲーム枠での選出。知っている人であれば、PS1のパズルゲームとして真っ先に思い浮かぶゲームです。
迫りくるキューブに潰されないようにマーキングを駆使してキューブを捕獲し、
足場が崩れきる前に全ての問題(キューブの波)をクリアするのが目的です。
言葉ではなかなか説明しにくいので、実際に動画などで確認したほうがわかりやすいと思います。
サイバー風のデザインとパズルゲームらしからぬ壮大なオーケストラBGMが特徴。
みたところ明智好みっぽいので、実際にプレイしてみたいですね。
No.19 ファイナルファンタジー タクティクス(1997 スクウェア)
歴史に残すか、心に残すか
出ましたファイナルファンタジー。VIIがあるのに?って思われるでしょうが、こちらはシミュレーションRPGの外伝作品です。
RPGはもうおなかいっぱい感がありますが、名作との声が多いのでジャンル違いだしワンチャンあるんじゃないかと。
やったことないので何とも言えませんが。
タクティクスオウガのシステムにファイナルファンタジーの要素を組み合わせたようなシステムが特徴で、おなじみのジョブシステムが戦略に幅をもたせているようです。
本家シリーズとも毛色の異なるダークファンタジー風のシナリオも人気を博し、後のFFXIIに世界観が受け継がれたりもしたようですね。
それと、なんといっても音楽が良曲揃いなんだとか。
明智的にはキャラグラも好きです。オクトパストラベラーと同じ絵かな?
No.20 エアガイツ(1998 スクウェア)
破壊すべき常識は、いくらでもある。
出ましたファイナルファンタジー。ではありません。全く新しい3D格闘ゲームです。
開発にはナムコとスクウェアが共同で関わっており、FFVIIからクラウドなどのゲストキャラが参戦することが話題になりました。
開発陣のメインは元バーチャスタッフと元鉄拳スタッフという呉越同舟、まさに鳴り物入りでデビューした意欲作。
複雑なシステムと操作の難しさが災いし、それほどの人気が得られないまま沈んでしまった不遇のタイトルではありますが、キャラクターが画面を縦横無尽に動き回る自由度の高さ、次々と派手な技を繰り出す爽快感、遊んでみてわかる楽しさがある良作であることは疑う余地もありません。
格闘ゲームとしてオンリーワンの輝きを放つ本作に一票を投じたいと思います。
以上、明智が本気で選んだ15タイトルでした。
なかなかいいセンいってるんじゃないでしょうか?
みんなの想い出のゲームはいくつ入っていましたか?
次点候補 選ばれなかったタイトル
サルゲッチュ(1999 SCE)
サル捕まえて、いい気持ち
明智と同世代であれば知らない人はいないであろう、プレステ看板シリーズの一作目です。
最初から子供受けを狙ったようなキャラクターデザインで、結果それが大当たりしたわけですが、
逃げ回るサルを網で捕まえるというゲームデザインも新鮮で、アクションゲームとして単純に良質といえます。
ゲーム性以外でも、表情豊かに動き回るピポサルたちや、バラエティに富んだステージの数々は見ているだけで楽しく、思わずゲームをする手を止めて眺めていたくなります。サル一匹一匹に名前がついていたりと小ネタも細かいです。
しかし如何せん難易度が高く、当時遊んでいた友人のお兄さんですらクリアを諦めるほどでした。
文句なしにPS1を代表する作品なんですが、選考から外した理由は本作が「デュアルショック専用ゲーム」だったからです。
ニンテンドウ64に先行されていたアナログスティックがPS1コントローラーにも採用され、より滑らかに3Dフィールドでの操作が可能になりました。
しかし、プレステクラシックの公式HPで見ることのできる本体に付属するコントローラーにはアナログスティックがついていないではありませんか。これではサルゲッチュを遊ぶことはできませんよ。そんなバナナ…。
どこでもいっしょ(1999 SCE)
ポケる?
こちらも言わずと知れたSCEのマスコットキャラクター、トロが初登場したコミュニケーションゲームの一作目です。
トロと愉快な仲間たち(通称ポケピ)と10日間を一緒に過ごし、言葉を教えたり、会話を楽しんだりする。
このゲームをプレイするにはPS1の周辺機器だった「ポケットステーション」が必須であり、ポケステ内にポケピを入れて外に持ち出すことで、ポケステとポケピを通して他のプレイヤーとコミュニケーションするのが本作の醍醐味でした。
プレステクラシックにはポケステは付いていないと思うので、こちらも収録は絶望的でしょう。
ガーン! そりゃないニャ…。
その他のゲーム
20本という縛りがなければ選ばれていたのでは?というゲームはまだまだ沢山あります。
RPGだけでも、SCEからは三大RPGの「ポポロクロイス物語」と「アークザラッド」、他にも「レガイア伝説」「レジェンドオブドラグーン」「俺の屍を越えてゆけ」なんかもありそうです。
RPG王国スクウェアからはクロノトリガーの続編で明智が心底音楽に惚れた「クロノ・クロス」や、裏FFVIIとも呼ばれるゼノシリーズの原点「ゼノギアス」、アクションRPGの「聖剣伝説 LEGEND OF MANA」、FFTスタッフがPS1で最後に本気を出した「ベイグランドストーリー」が有名でしょうか。
スクウェアと双璧を成すRPG界の雄エニックスからは、トライエース作品の「スターオーシャン セカンドストーリー」や「ヴァルキリープロファイル」も発売されていますね。
他にはナムコのテイルズシリーズの人気を確立した二作目「テイルズオブディスティニー」や、「アトリエシリーズ(ガスト)」、「ペルソナシリーズ(アトラス)」、「サモンナイトシリーズ(バンプレスト)」など、いまも続く人気シリーズの初期作品も発売されています。
「モンスターファームシリーズ(テクモ)」は今でこそシリーズが途切れていますが、当時はアニメ化もして勢いがありました。
異色なところではSNKのゴシックホラーRPG「クーデルカ」、あのギフトピアと同じラブデリック開発の「moon」なんかも良さそうですね。
アクションでは、コナミの「がんばれゴエモンシリーズ」「悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲」、ハドソンの「ボンバーマンワールド」、スクウェアの「ブレイヴフェンサー 武蔵伝」あたりが有名どころかと。武蔵伝は15選でもよかったんですが、順番的に入れず。それ以外はいまひとつPS代表作としての存在感に欠ける気がして外しました。
アドベンチャーではコナミの「サイレントヒル」やスクウェアの「パラサイト・イヴ2」ですかね。バイオハザードやメタルギアソリッドと被るので外しました。
格闘ゲームは、2Dだとサターンと同時発売が多かったのですが、3D格ゲーとなるとあちらにはバーチャがあったのでほとんどがPSのみでの発売となっていました。鉄拳と同じナムコからは武器格ゲーの「ソウルエッジ(ソウルキャリバーシリーズ)」、カプコンからは青春格ゲー「私立ジャスティス学園」、テクモからはお色気格闘(当時は硬派だったのだが)の「デッドオアアライブ」、ハドソンからは獣化格ゲー「BLOODY ROAR」、タイトーからは空中浮遊格ゲー「サイキックフォース」などが発売しシリーズ化しています。
そんな中、PS1独占で発売され、後にビッグタイトルとなった2D格ゲーにアークシステムワークスの「GUILTY GERA」があります。その特異な立ち位置を考えると15選に入れたかったのですが、ゲームバランスなどあったものじゃないとの評価なので落選となりました。
その他のジャンルでは、BGMが良質なレースゲーム「チョロQ2」、アスキーの恋愛ゲーム「トゥルー・ラブストーリー」、ゲーセンでよくみかけたナムコのシューティング「ガンバレット」、SCEのアクションパズル「XI」、タイトーが発売した伝説の列車シミュレーションゲーム「電車でGO!」などが個性を発揮してるかな。どれも15選に入れるにはいまひとつな印象でした。
おまけ
最後に、明智が個人的にこれ入れてほしいなと思うゲームを3本紹介します。
オレっ!トンバ(1997 ウーピーキャンプ)
魔界村のスタッフが関わっているアクションゲーム。RPG要素もあります。
その昔、体験版だけプレイしてよくわからないゲームだなという印象だったのですが、
いま改めてPVとかを見てみるとすごく面白そうに見えるから不思議。
テイルコンチェルト(1998 バンダイ)
イヌヒト、ネコヒト、ロボット…。要素を並べると色んな性癖が暴走しそうですが、
子どもだった頃に純粋に楽しめたであろう隠れた名作。今では考えられないこの媚びないパッケージを見よ。
ロックマンDASHみたいなゲームだと勝手に思っているけど、どうなんだろう。
デュープリズム(1999 スクウェア)
雰囲気がすごく好み。こんなゲームで遊びたかったと思わせてくれる。BGMもいい。
昔遊んでいたPCのフリーゲームにすごくよく似ているんだけど、影響受けてたのかもしれないなぁ。
というわけで、最後は力尽きて適当な感じになってしまいましたが、どれもこれも遊んでみたいゲームばかりで酸欠になりそうなのでここらでお開きとしましょうか。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回も、よろしく!
やはり目をつけていましたか!
この波にのってセガサtr…
ではなく、今回はプレステですね!
エアガイツや、ときメモ2、パラッパなど自分の持っているソフトも予想に入っていました。
自分も考えてみたんですけど、
おそらくリッジが入るので、ありえないと思いますが、「グランツーリスモ」とか
忍者ゲームの「天誅」とかやっぱり3dポリゴン系のゲームが多いのではと思いましたね!