実況ユニット『あけたま』とは

東京ゲームショウ2018に行ってきたぞ!【TGS2018】

ども、明智ピロシキです。

ブログの方はすっかりご無沙汰してしまってまして、シェンムー日記楽しみにしてる人(いるのか?)には申し訳なかったです。

 

ところで最近の明智はブログも実況もほったらかして何をしていたかというと、

仕事帰りに、休日のすきま時間に、時間をつくってはゲームをしてました。

ここ数年では一番真剣にゲームを遊ぶための時間を意識してつくってた感じですね。

 

これまでは「遊びたい」ゲームを好き放題やってましたが、ゲーム実況をやるようになって、既プレイのゲームや「実況したい」ゲームを選んで遊んだりすることが増えました。もちろんそれは楽しくやらせてもらってるんですが、どうしても純粋に「遊びたい」ゲームや新しいゲームをやる時間は少なくなっちゃうんですね。ジレンマってやつです。

もっと実況動画録らなきゃなーって想いもある一方で、好きにゲームしてぇんです。ほら、俺ひとりで黙々とゲームするのも好きだし。

それにこのまま新しいゲームをスルーし続けちゃうとそのうち「弾切れ懐古厨おじさん」になるぞ、って危機感もありまして……(この発想自体、実況ありきともいえますが)

新世界はすぐそこまで迫ってる。

乗るしかない、このビッグウェーブに。

 

そこで、いままで積み上げるだけ積み上げてきた「遊びたい」ゲームの山を切り崩すべくとにかく片端からゲームを遊びだしたってわけです。

 

 

とまぁ、前置きはこの辺にしておいて本題に移りますね。

明智のゲーム熱が出勤停止レベルまで上がりきっていた矢先、なにやら巷は近々ゲームの祭典が開かれるという話でもちきりに。

「東京ゲームショウ2018」

96年から毎年行われている、コンピューターエンタテイメントの総合展示会。

かねてより噂は聞いていたものの、実際に足を運んだことは一度もなく、遠い世界の憧れくらいに思ってました。

 

ゲーム少年だった自分には、情熱と時間はあったが、お金がなかった。

ゲームから離れていた自分には、時間とお金はあったが、情熱がなかった。

しかし、いまの自分には、最大級の情熱と十分なお金がある…

そしてまさに奇跡、開催日に仕事の休みを貰えたのである。

 

全てを手に入れたいま、いざいかん! 大海原、幕張!

 

【SEGAブース】ソニックとシェンムー

入場して真っ先に足を運んだのはやっぱり「セガ」のブース。

目当ては新作の試遊コーナー。今回はソニックの新作はもちろん、あのシェンムーのPS4リメイクも遊べるっていうんだから行くしかないでしょうが。

こういうのは早めに並んでおかないと後々長蛇の列になってしまい遊べず仕舞いなんてことになるのが目に見えているので、人気のものから先に遊んでおこうとか考えず、やりたいやつを真っ先に遊ぶ作戦です。

幸い他の超大作に人が流れていたのか、ほんの数分で「チームソニックレーシング」を遊べました。

プレイヤーキャラは既に発表されている12キャラから選択、明智はナックルズを選びました。

コースは初級者向けと中級者向けの2コースから。謙虚な明智は初級者コースのウィスプサーキットをプレイ。

ゲーム自体はシンプルなレースゲームといった感じ、ドリフト走行に若干慣れが必要ですが、一回プレイすれば動かし方やルールはだいたい把握できそう。

それとこのゲームのキモとなるのがチームアクションですね。

前を走るチームメイトの走行の軌跡の上を一定時間走行することで急加速できる「ラインブースト」は、ソニックライダーズのタービュランスに近いシステムですが、場合によっては巻き添えミスの危険性もあったタービュランスと違い、ライン上でも操作は変わらず自分で行えるため、使いやすくなっていました。

スピンした仲間にタッチすることで加速しながら復帰させる「タッチブースト」は、よくわかりませんでした。テイルスが「ごめん、いまはムリなんだ」って言ってるのが聞こえた気がしたので、発動するのになんらかの条件が必要なのかも。

「アイテム転送」は要らないアイテムを仲間に送ったり、逆にアイテムを貰ったりできるシステム。一人用だと味気ないですが、多人数プレイだとワイワイ連携しながら遊べて楽しくなりそう。アイテムはウィスプの特徴を活かしたものになってます。でもソニックシリーズでウィスプを知らない人にはピンとこないものが多いかも。いま所持しているアイテムも把握しづらいかなって感じがします。

 

率直な感想を言わせてもらうと、いかにも普通。

キャラクターたちが掛け合いをしたりして賑やかで、BGMもかっこいいし、遊びやすいんですが、ソニックらしさが薄いかなって気がします。

ソニックライダーズはかなりトガっていて、上級者向けのデザインではありましたが、ソニックらしいクールなカッコよさがありました。

もちろん実際に完成品をプレイしてみたら印象は変わるかもしれませんので、期待を込めて辛口な評価をしておきます。


続いてプレイしたのは「シェンムー1&2」

モニターで流れるPVの綺麗な映像にまず感動。DCでも感動したのにその進化っぷりに感動を禁じ得ない。

試遊では1章のOP直後、横須賀のドブ板を散策するシーンを15分間フリーでプレイできます。

皆さん思い思いにドブ板を走り回り、広場でトレーニングしたり、ゲーセンでスペースハリアーしたり。

印象的だったのはドンピシャでシェンムー世代であろう中年のおじさまが、VFのガシャポンをひたすら回していたこと。

一回二回かと思いきや、残り時間いっぱい使って7~8は回してましたね。無駄遣いすると稲さんに怒られますよ!

 

UIが改善されたとのことでしたが、なるほどメニュー画面が見やすくなってました。コレクションとか技表とか。

細かいところではQTE(タイミングよくボタンを押す演出が入るイベント)の入力受付時間がやや長くなった気もします。

個人的に嬉しいのはDC時代の画質にも任意で切り替えられること。ほどよい暗さと怖さがあった夜の街並みがHD版ではちょっと綺麗すぎちゃうんですよね。

追加要素があるのかどうかは不明ですが、Ⅲに備えて今からシェンムーを遊ぶのであれば文句なしで買いだと思いますよ。

 

シェンムーを遊び終わる頃にはどのゲームも長蛇の列になってました。危なかったぁ。

 

【インディーゲー】懐かしくて新しい

ゲームマニアには見逃せないのがインディーゲーム。

モンスターヒットゲームのMinecraftを筆頭に、全世界で爆発的にヒットし近々Switch版も発売されるUndertaleや、新作のスマブラにも出演が決定しているShovel Knightなど、有名タイトルが続々と登場してますが、知る人ぞ知る自分だけの宝物的な作品を探すのもその楽しみの一つですよね。

そしてなによりその魅力はメジャータイトルとは一味違う自由な発想や究極まで洗練されたレトロテイストなど、「好き」と「こだわり」が詰まっていること。ゲーム好きによるゲーム好きのためのゲームってやつです。

 

このTGS2018にも世界各国から珠玉の作品たちが集まってきていました。

プラットフォームは様々で、据え置きゲーム機向けからPC向け、スマホ向けやVR向けも近年では増えてきてます。

長蛇の列は少なく、昔のゲーセンみたいにみんなが思い思いにゲームをプレイしている光景は印象的でした。

 

さてそんな中、列の後ろからベガ立ちしながら観る専を決め込んでいた明智ですが、あるゲームの前で思わず立ち止まりました。

サウザンドゲームズさんの「Synaptic Drive」です。

何だこのゲーム?って感じですよね?

それではゲーム画面を見てくださいまし。

 

「カスタムロボやんけ!?」

消息不明だった友人が、変わらぬ姿で元気にしているのを見たかのような驚きと安心感ですよ。

思わず列に並んでいました。お前に会いたかったんだ。

 

一緒に列に並んでいた方と2人で対戦することに。

カスタマイズにも力が入ります、やるからには勝ちたいからね。

ロボは空中ダッシュができる人型(シャイニングファイター型かな?)と、多段ジャンプができる恐竜型(バーニングビースト型かな?)の2体から選べました。

ウェポンは「ガン」「ワイヤー」「トラッカー」の三つの系統があり、系統ごとに複数種類用意されたパーツから好きなものを選びます。

移動性能を変化させるおなじみの脚部パーツ「レッグ」と、カスタムロボではロボごとに決められていた体当たり攻撃の「アタック」もカスタマイズ可能。カスタムロボGXと同じく「チップ」って名前でした。

まだそれぞれ数種類しか選べませんでしたが、カスタムロボでは各系統ごとに優に数十種はあったのでこれからに期待ですね。

じっくり性能見ながら決めたかったですが、後ろもつかえているので結局適当に選んじゃいました。

 

戦闘開始はサイコロスタートではなく、カーソルで開始位置を定めてカウントゼロと同時にスタートになってました。ランダム要素がないからガチ対戦にはよさそう。

ガンやトラッカーはいつも通りって感じですが、ワイヤーは従来の「ボム」とは大きく性能が異なり、右スティックを倒すことで発射し、任意で操作することができます。ロボと別に動かせるのでかなりテクニカルな操作が求められます。R1トリガーで爆発タイミングも任意で決められるこだわりっぷり。それから、地上ダッシュも可能になってました。

対戦自体は惨敗でしたが(古株コマンダーだもんで、Rでジャンプしたくなるのよ)、大満足の出来栄えでした。

後で調べて分かったことですが、カスタムロボの製作者がチームの中心になっているみたいです。ですよね~。

まだまだ計画はスタートしたばかりのようなので、ぜひとも応援したいですね!

 

これからのゲームシーン

今回のゲームショウで特に印象に残っているのは、「eスポーツ」や「Vtuber」といった新勢力の勢いの大きさ。

おそらく初めて「eスポーツ専用会場」が設けられ、様々なゲームの大会が開かれていました。

ゲームの大会といったら狭いゲーセンの一角にいかにもゲーム好きそうな男たちが集まってやっているイメージでしたが、

バカでかい会場に老若男女が集まって、これまたバカでかいモニターに映されているぷよぷよの対戦を見守り、爆音でゲーム音楽が流れ、実況者が絶叫し、決着と同時に大きな歓声と拍手が炸裂する。圧倒されました。

アイドル声優や有名実況者がプレイしているステージとは明らかに違う、まさにスポーツ観戦のそれ。

なんだか新しい時代を垣間見た気分でした。

 

それと、野太い声援がひときわ目立つブースがあったので何事かと覗いてみたのですが、

「Vtuber四天王」と呼ばれる一角が一人「電脳少女シロ」が出演しているステージでした。

少なくとも明智が今回のTGS2018で感じた瞬間最大風速はシロ登場の瞬間でした。

もはや本当のアイドルを超えたんではないかと思いましたね。

絶対会えないのに(VRの世界でなら)誰でも会いに行ける存在(アイドル)ですからね。

彼女らもゲーム実況をはじめ、いろんな形でこれからのゲーム業界を引っ張っていく存在になるのは間違いないですね。

ところであのイルカボイスはどんな仕組みなんだろう…

 

時代は変わったなぁと感慨にふけってしまいましたが、年寄臭さを出してる場合ではないなと!

まだまだ明智も若者代表ですからね! 時代に取り残されるわけにはいかんですよ!

とてつもない刺激とパワーを貰った一日でした! いやー今を生きれてボカぁ幸せだなー!

尻切れトンボになっちまいましたが、今回のTGS2018報告はこれまで!

これからブログも実況も楽しくやっていきますね! 次回も、よろしく!

 

 

関連コンテンツ

シェアしてくださると嬉しいです!

コメントを残す

ABOUT US
明智ピロシキ
多摩川乱歩(@tamagawa2525)とコンビで、ゲーム実況ユニット「あけたま」として主にニコニコ動画とYouTubeで活動中。90s後半〜00s前半のゲームは心の故郷。 ソニック実況「ソニックの歴史を振り返る会」クラシック編完走しました。