どうも多摩川乱歩(@tamagawa2525)です。
AviUtlで動画を作っていると、一度くらいは遭遇する↑の減少。通称『ダーク尺余り』。
初めてだと何事か分からず困ってしまいますよね。
今回はAviUtlで編集した動画が尺余りしている時の解消方法を、わかりやすく解説していきます。
AviUtlで尺余りが発生する原因
AviUtlで尺余りが発生するのは『動画の最終フレームが意図しない箇所にある』ことが原因です。
拡張編集タイムラインを見ると、二つのフレームを確認できます。
- 編集動画を再生中に動く「現在フレーム」
- 動画の最後にある「最終フレーム」
例えば↑の画像のタイムラインでは、動画オブジェクトの終わりと、動画の最終フレームがピッタリ同じです。
この状態で、動画オブジェクトの長さを短くすると…
動画オブジェクトの長さは短くなりますが、最終フレームの位置はそのまま変わりません。
つまり、動画オブジェクトの終わり ~ 最終フレーム までの時間が『余分な尺余り』になります。
動画の締め部分のシーンを編集完了
↓
最終フレームの位置を修正し忘れてた。。。
というミスで尺余りは発生してしまいます。 動画編集者ならあるあるです。
AviUtlで尺余りを解消する方法
尺余りの解決方法はシンプルです。
先ほど挙げた↑の例を参考に、最終フレームの位置を修正する方法を解説します。
- 拡張編集タイムライン上を右クリック
- [範囲設定] > [最後のオブジェクトの位置を最終フレーム] をクリック
これで不要な尺余りを解消出来ました。よかった~~。
最終フレームを伸ばす方法(意図的に尺を伸ばしたい場合)
逆に余分な尺を余らせたいんだけど、最終フレームってどう伸ばすの?
『最後に余分に尺を残して、そのタイミングでコメントを書き込んでもらいたい』など、動画によっては、意図的に尺余りを作りたいケースもあるかと思います。
その場合は単純で、尺余りさせるためにオブジェクトを無駄に伸ばしてから、元の長さに戻せば最終フレームが伸びてくれます。
- 最後の方にあるオブジェクトの長さを適当に伸ばす
- 最終フレームの位置は、最後のオブジェクトの位置に合わせて移動される
- その後、オブジェクトの長さ”だけ”元に戻せば、最終フレームの位置はそのままになる
この操作が意図的であれば、意図した長さの尺余りを作ることができます。
動画の余韻をあえて残したい、ニコニコ動画などで、最後にコメントが流れる余白が欲しいなどといったシーンでご利用ください。
AviUtl 尺余りの解消方法 まとめ
ということで今回は、AviUtlで不要な尺余りが出た時の解消方法について解説しました。
知ってしまえば何てことないトラブルシューティングなのですが、動画をアップロードしてから気が付くとめっちゃ萎えるやつなので気を付けたいですね。
当ブログでは他にもAviUtlの便利なプラグインやスクリプトを初心者向けにわかりやすく紹介しています。参考になれば幸いです。
≫ AviUtlの使い方
また、動画制作未経験から一気にステップアップしたい方向けにオススメの書籍も紹介しています。
≫ AviUtlおすすめ本!
AviUtlを使った動画編集Tips記事一覧はこちら。
≫ AviUtl記事一覧
今回はここまで!
次回もよろしく!
エンコードした動画を確認していたら、動画の最後に見覚えのない真っ黒な無音画面が残っている。。。何これ怖い。。。