ども、多摩川乱歩(@tamagawa2525)です。

今回はAviUtlでの動画フェードアウト・インのやり方について解説します。
フェードアウトインでの登場・退場は、動画・画像を選ばずどんなシーンにも相性がよいので、非常に使いやすいアニメーションです。
- 動画のフェードイン・アウトのやり方
- 白くフェードイン・アウトさせる方法(ホワイトアウト)
- 音声も一緒にフェードイン・アウトさせる方法
上記フェードアウト・インについて網羅的にご紹介しますので、一緒にAviUtlのフェード機能をマスターしていきましょう!
【AviUtl】動画をフェードアウト・インさせる方法を解説!
AviUtlでのフェードアウト・インのやり方は大きく2種類の方法があります。
- オブジェクトのエフェクトでフェードアウト・インする方法
- フィルタでフェードアウト・インする方法
使い分けとしては
- → そのオブジェクトだけフェードアウト・インさせたい時
- → 動画全体をフェードアウト・インさせたい時
2パターン順番に解説していきます。
オブジェクトのエフェクトでフェードアウト・インする方法
![設定ダイアログ右上[+] > [フェード]を選択](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/11/Image-2020-11-08-22.00.39.jpg)
- フェードをかけたいオブジェクトの設定ダイアログ右上 [+] > [フェード]
フェードの使い方

- イン → フェードインの時間を指定(最大10秒)
- アウト → フェードアウトの時間を指定(最大10秒)
時間指定を0秒にしている場合はフェードされません。
そのため、[イン] を0、[アウト] を1などにしていればフェードアウトのみ実施されます。

↑1秒ずつフェードイン・フェードアウトさせたサンプルがこちら。
もちろん文字以外にも動画や画像でもフェード可能です。
フィルタでフェードアウト・インする方法

- 拡張編集タイムライン上を右クリック > [フィルタオブジェクトの追加] > [シーンチェンジ]
![左下のプルダウンから [フェードアウトイン]を選択](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/11/Image-2020-11-08-22.40.01.jpg)
- 設定ダイアログ左下のプルダウンから [フェードアウトイン] を選択
こちらはシーンチェンジフィルタでフェードアウト・インするため、オブジェクトの切り替えタイミングで配置する必要があります。

↑のような具合で、フェードアウト・フェードインさせるオブジェクトの下のレイヤーにフェードアウトインのシーンチェンジを配置します。

動きはこんな感じ。
パターン②の良いところは、上位レイヤーのオブジェクトを丸ごとフェード出来る点です。

動画に字幕をつけて、画像もたくさんつけて、という状態で一つ一つのオブジェクトにフェードイン・フェードアウトを追加するのは非常に面倒。
なので、動画全体をフェードアウト・インさせたい時はシーンチェンジを使った方が楽です。
なお、シーンチェンジの詳しい使い方や、フェード以外のシーンチェンジも試したい!という方向けに以下の記事で解説しておりますので、よかったら合わせてチェックしてみてください。
関連記事:【AviUtl】シーンチェンジの使い方!
【AviUtl】動画を白くフェードアウト・インするやり方【ホワイトアウト】

↓こういう感じで、白くフェードアウト・フェードイン(ホワイトアウト)させたいんだが!?!?

AviUtl標準のフェード機能では、黒くフェードアウトしてしまいます。
が、白くフェードアウトしたいケースもあるはず。
そんな方向けに白いフェードイン・フェードアウト(ホワイトアウト)のやり方も解説しておきます!
- 拡張編集タイムライン上を右クリック > [メディアオブジェクトの追加] > [図形]

- 図形オブジェクトの以下を変更
- [透明度] ボタンをクリック > [直線移動] を選択
- [透明度] の開始を0、終了を100 に変更
- 図形の種類を [背景] に変更
- 色の設定を 白(255, 255, 255)に変更

↑のような感じでフェードインしたいタイミングに図形オブジェクトを配置します。

これで白いフェードインが出来ました。
白フェードアウトの場合は逆に、[透明度] の開始を100、終了を0 に変更 すればOKです。
ちなみに上記では [移動方法] に「直線移動」を選択しましたが、他の移動方法を使ってホワイトイン・アウトの動きを変更することも出来ます。
AviUtlの [移動方法] については以下の記事でアニメーション付きで詳しく解説しているので、よければチェックしてみてください。
関連記事:【AviUtl】オブジェクトの移動方法!移動の種類や基本的な動かし方を解説
【AviUtl】音声もフェードアウト・インさせる

動画に合わせて音声も一緒にフェードイン・フェードアウトしたい!!!!!!
どうせなら音声もフェードイン・フェードアウトしたいよねー。やりましょう。
音量フェードを追加
![音声オブジェクトの設定ダイアログ右上 [+] > [音量フェード]](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/04/Image-2020-04-19-21.53.52.jpg)
- 動画の音声オブジェクト設定ダイアログ右上の [+] >[音量フェード]

動画の音声オブジェクトの設定ダイアログに [音量フェード] 効果が追加されればOK。
音量フェードの使い方

- イン
→ フェードイン時の時間を設定できます。
0~10秒まで設定可能。デフォルトは0.5秒。 - アウト
→ フェードイン時の時間を設定できます。
0~10秒まで設定可能。デフォルトは0.5秒
5秒かけてフェードイン
5秒かけてフェードアウト
音声のフェードイン・フェードアウトについては以下の記事でも詳しく解説しています。
10秒以上かけてフェードイン・フェードアウトしたい!などというケースにも対応しているので、こちらも気になった方はチェックしてみてください。
【AviUtl】動画をフェードアウト・フェードインさせる方法 まとめ

今回はAviUtlでの動画フェードアウト・インのやり方について解説しました。
フェードイン・フェードアウトは本当にどのシーンでも使える汎用性の高いアニメーションなので、ぜひともマスターしたい機能の一つ。この記事がその助力になれば幸いです。
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AviUtlで↑みたいに動画をフェードイン・フェードアウトさせたい!