ども、多摩川乱歩(@tamagawa2525)です。
トラックボールマウス、使ってますか?
トラックボール歴かれこれ7年目になる僕ですが、もうとっくに普通のマウスには戻れない身体になっており、過去にはトラックボールマウスを推す記事も書いたりしています。
今回は過去記事でもご紹介しました愛用の「M570」の後継モデル「ERGO M575」が発売されたということで、ゴリゴリのトラックボーラー多摩川さんが徹底レビューしていきます。
※2021/9 追記
Logicoolトラックボールマウスの上位機種にあたる「MX ERGO」のレビュー記事も書きました。
本記事で紹介する「ERGO M575」との比較レビューも記載していますので、合わせてチェックしてみてください!
伝説のトラックボールマウスが10年ぶりの刷新!「ERGO M575」を徹底レビューする
「ERGO M575」とは
「ERGO M575」はロジクールから発売された親指操作型のトラックボールマウス。
旧モデルの「M570」は2010年に発売されたロングセラー製品で『トラックボールマウスと言えばこれ!』というくらい定番の商品で、快適な操作感から根強いファンがいました。僕もその一人。
「ERGO M575」はその伝説のトラックボールマウス「M570」シリーズの後継モデルとアナウンスされた、ファン待望の新機種です。しかもカラーバリエーションも、白・黒・グラファイトの3色展開となりました。
ちなみに「M570」については詳しくは以下の記事でレビューしています。
「ERGO」はエルゴノミクス(ergonomics)、「人間工学」の意味。
人間工学的な観点を含め、より使いやすくブラッシュアップしたというのがコンセントになっています。
「ERGO M575」の特徴
実際に購入した「ERGO M575」の特徴を写真付きでご紹介します。
マットな質感の箱に入って届きました「ERGO M575」。
開封すると、保証書とマウス本体が収納されています。
マウスを覆っている包み紙がそのまま接続マニュアルになっていますね。
といっても、同梱のUSB端子をPC側に挿すだけなので接続はめちゃくちゃ簡単。
ジャン。「ERGO M575」本体はこんな感じ。
トラックボールが旧モデルよりギラついて反射してますね。
手のひら部分に筋が入ったデザインになりました。
若干グリップ力UPですが、ホントに若干です。
背面はこんな感じ。
「logi」のパーツがUSBワイヤレスレシーバーとなっており、ここから引き抜いてPCに挿すことで使用できます。(不使用時はここに収納しておけます)
ON/OFFスイッチでマウスの接続をコントロールできるのと、「ERGO M575」からBluetoothも対応可能となり、その切り替えボタンも用意されています。
トラックボールの取り外しももちろん可能。
使っているうちに、ここにゴミが溜まったりして感度が落ちることがあるので、定期的に掃除してやると良いです。一週間に1回とかやれば十分だと思います。
「ERGO M575」と「M570」を比較して
これまで5年以上使い倒してきた旧モデルの「M570」と、今回の「ERGO M575」を比較して見てみます。
大きさは「M570」よりも「ERGO M575」の方がちょっとだけ大きいですね。ホントにちょっと。
M570 | ERGO M575 | |
---|---|---|
高さ | 45mm | 48mm |
幅 | 95mm | 100 mm |
奥行き | 134㎜ | 134mm |
重量 | 142g | 145g |
手に馴染む丸みは変わらず。
角度も変わりなく、長時間使用しても全然疲れません。
裏面の比較はこんな感じ。
グリップのゴムが少し変わったのと、Bluetoothボタンの追加以外はほぼ変わらずですね。
ちなみに余談ですが、M570のトラックボールをERGO M575に付け換えることも出来ます(付け替えても普通に使えます)。
ボールの大きさ自体は変わらないんですね。
旧モデルの真っ青なボールの方が、スピンダッシュ時のソニックみたいでカッコよかったんで付け替えて使おうかな…。
「ERGO M575」レビュー・使ってみた感想
「ERGO M575」のここが良い!
- 電池寿命がより長持ち!(約2年!)
- Bluetooth対応でUSBポート要らず!
- M570ユーザーは違和感なく使える!
電池寿命がより長持ち!
- USBレシーバー使用時:最長24ヵ月
- Bluetooth使用時:最長20ヵ月
と、単三電池1つでまるっと2年間動きます。すげえ低燃費。
旧モデルよりも電池寿命が半年伸びて、マジで電池で動いていたことを忘れるくらい交換不要です。
Bluetooth対応でUSBポート要らず!
USBレシーバーを使った接続のみだった旧モデルですが、新モデルはBluetooth対応しUSBポートがない端末でも使用できます。
もちろんWin/Macどちらも対応し、遅延なく接続可能。
Bluetooth接続時は背面のランプが青く点滅し、USB接続の時は白く光ります。
M570ユーザーは違和感なく使える!
フォルム、サイズ感、操作感と、すべて旧モデルを踏襲しており大きな変化は無いので、M570を使用していた方は違和感なくアップグレードできます。
あとめちゃくちゃ主観ですが、旧モデルよりクリック時の「カチッ」っと感の安っぽさが低減されている印象です。
過去記事でも書きましたが、トラックボールマウスは最初に操作の慣れが必要ですが、その点クセも無く比較的慣れやすいアイテムだと思います。
トラックボールマウスが初めてだよ!という方にもオススメです。
「ERGO M575」のここがダメ…
- ちょっとカタつく…
- 進む/戻るボタンが、旧モデルの方が良かった…
- トラックボールがギラギラする…
ちょっとカタつく…
マウス本体が右側に傾き、カタついてしまうことがあります。
ガタガタ頻発するという感じではないので、右側に体重かけないように意識すれば普通に使用できるのですが、旧モデルでは発生しなかった現象なので地味にストレスです。
進む/戻るボタンが、旧モデルの方が良かった…
個人的な意見ですが、進む/戻るボタンについて、旧モデルの方が使いやすかったと感じています。
旧モデルは進むボタンが少し高くなっているため、マウスを握った状態で指をズラすとスムーズにボタンクリックできました。
新モデルはボタンが大きくなったもののフラットで傾斜がないため、進むボタンを押したつもりが手前の戻るボタンを誤クリックしてしまうことがあります。
これももちろん頻発するわけでは無いのですが、旧モデルの方がその点ユーザビリティ高かったなというのと、デザイン的にも傾斜あった方がカッコいい気がするのでちょっと残念。
トラックボールがギラギラする…
ボールがさりげなくラメっぽくなってギラついています。近藤真彦かよ。
デザインの話なんでもちろん好みもあると思いますが、トラックボールは旧モデルの真っ青なカラーものが好きでしたね。
「ERGO M575」の操作カスタマイズ設定方法
先述した、進む/戻るボタン や、中央のホイールは、それぞれ自身の好きなアクションを割り当てることが出来ます。
ロジクール製品のカスタマイズが出来る「logicool options」をインストールして起動。
PCとの接続が確認出来たら [トラックボール] タブを開きます。
変更したいボタンをクリックして、プルダウンメニューから割り当てたいアクションを選択すればOK。
[ポイント&スクロール] タブでは、カーソルの移動感度を調整できます。
540dpiだった「M570」に対し、「ERGO M575」は最大2000dpiと、カーソルの精度が4倍近く向上しています。
他のLogicool製品を持っている人は、一つのワイヤレスレシーバーにまとめることが可能
ぼくは過去記事でも紹介したロジクールのワイヤレスキーボードも使用しているのですが、ロジクール製品を複数持っている方は、USBワイヤレスレシーバーを一つにまとめることが出来ます。
先ほど同様「logicool options」をインストールして起動。
[デバイスの追加] から [UNIFYINGデバイスの追加] をクリック。
最終的に使用するワイヤレスレシーバーを1つだけ残した状態で、残りのワイヤレスレシーバーを抜けばOK。
キーボードもマウスも、1つのUSBポートだけでワイヤレス接続が可能です。USB接続数を節約できて良いですね。
伝説のトラックボールマウスが10年ぶりの刷新!「ERGO M575」を徹底レビューする まとめ
総評
トラックボールマウス初めての方にはめちゃくちゃオススメ!
でもM570ユーザーは急いで買わなくてOK!
「M570」と「ERGO M575」で迷ったら、Bluetooth対応と電池寿命で決めよう!
- 既にM570を使用している人
=> 特に現状不満がないなら、買い替えの必要なし - 初めてトラックボールマウスを買おうと思っている人
=> 「M570」「ERGO M575」どっちを買ってもOK。 - 「M570」「ERGO M575」で悩んでる人
=> Bluetooth接続したい! 色も選びたい! なら「ERGO M575」。
とりあえず安く買って試したい!なら「M570」がおすすめ。
という感じです。
「ERGO M575」は新色としてオフホワイトも販売しているんですが、これ見た目カッコいいんですよね~。
今回ぼくはブラックにしましたが、デスク周りを白で統一している方は「ERGO M575」オフホワイト馴染むと思います。
個人的な評価
ぶっちゃけM570からの進化としては期待外れというか「なんだこんなもんか…」という印象っすかね。
もちろんBluetooth対応が可能になったことや、電池寿命が半年伸びたこと、高精細なポインタに進化した点は魅力的です。
が、一方で例のカタつきや進む/戻るボタンのフラット感など、気になる点も少々あり、総合的に見ると今回あえて買い替える必要はなかったかなーと感じました。
慣れの部分もあると思うので、しばらく使ってみてたら気にならなくなるのかなあ。買い替えたての現状では「めちゃくちゃ買って良かった~~~!」感は薄目です。
まあ、僕が旧モデルのM570ヘビーユーザーだったので、変化の差に過敏になっている部分もあるでしょうし、優秀なトラックボールマウスであることは変わりないので、気になっている方はチェックしてみてください!
※2021/9 追記
Logicoolトラックボールマウスの上位機種にあたる「MX ERGO」のレビュー記事も書きました。
本記事で紹介する「ERGO M575」との比較レビューも記載していますので、合わせてチェックしてみてください!
アマギフチャージしてから買うと200円くらいお得になるよ
「M570」も「ERGO M575」も5000円以上の商品ですが、¥5,000以上Amazonギフト券をチャージすると、最大2.5%のポイント付与があるんで、併用すると200円くらいお得になります。
特に面倒なことも無いんで、付いたポイントでハーゲンダッツでも食べてください。
ご購入を検討中の方に、今回の記事が参考になれば幸いです。
当ブログでは他にもPCライフを便利にするツールやガジェットを紹介しています。
TwitterやYouTubeでも動画制作やゲーム実況に関する発信をしています。
当ブログは個人にて運営を行っており、読者の皆様のご協力で継続できております。大変厚かましいお願いではございますが、
- 当ブログの情報が少しでも参考になった
- 問題解決の役に立った
- あけたまの活動を応援してやっても良い
とお考えになりましたら、お力添えを頂けますと幸いです。
今回はここまで!
次回もよろしく!
新モデル「ERGO M575」↓
旧モデル「M570」↓
コメントを残す