ども、多摩川乱歩(@tamagawa2525)です。

AviUtlでシーンチェンジを使いたいけど、デフォルトのシーンチェンジじゃイメージに合わないし、もっとオシャレな場面切り替えを使いたい!
シーンチェンジの種類を追加する方法を教えてくれ!!!
今回はAviUtlのシーンチェンジの種類を追加する方法について解説していきます。
先日AviUtlのシーンチェンジの使い方記事でも紹介しましたが、AviUtlにはデフォルトで32種類のシーンチェンジがあります。
ですが、どの動きも自分のイメージに合わなかったり、もっと色んなシーンチェンジを試してみたいという方も多いはず。
ですが、AviUtlではシーンチェンジの種類を追加することが出来るため、有志の方が配布してくださっているカッコいいシーンチェンジや、自作したものを利用することが可能です。
シーンチェンジの追加方法を確認して、動画の場面切り替えをオシャレにしていきましょう!
【AviUtl】シーンチェンジの種類を追加する方法!

- 自身のAviUtlフォルダ内に [transition] フォルダを新規作成

- ↑の画像を.png形式でダウンロードして、任意の名前に変更(今回は「手作りグラデーション1」という名前にしました)
- 先ほど作成した [transition] フォルダにコピー

AviUtlを再起動してシーンチェンジを配置すると、プルダウン選択の中に、追加した「手作りグラデーション1」が表示されている事が確認できます。

動かすとこんな感じ。少し「ぼかし」のレベルを上げた方が馴染みますね。
シーンチェンジが追加できない時の確認事項
上記作業を行っても、シーンチェンジが追加できない場合に確認すべき項目を解説しておきます。
フォルダにスペルミスはないか
AviUtlフォルダの中に「transition」というフォルダを作成して、そこに.png画像を入れるという手順ですが、「transition」という文字にスペルミスが無いか確認しましょう。
間違った名前になっていると、シーンチェンジが認識されません。
古いバージョンのAviUtlを使用していないか
上記のステップは2021年現在最新版のAviUtl(1.10)にて対応していますが、旧バージョンを使用している場合はトランジションが認識されないケースがあります。
最新バージョン出ない場合は、AviUtlフォルダ内ではなく「Plugins」フォルダの中に「transition」を作らないと認識されないようです。
拡張編集プラグインのバージョンは適切か
拡張編集プラグインは2021年現在、
- 安定バージョン『version0.92』
- テストバージョン『version0.93テスト版』
とが公開されていますが、
『version0.93テスト版』を使っている場合、
アドレス0x7AxxxxxACで例外’0x0000005’が発生しました
といったエラーダイアログが表示され、トランジションが実行できないケースがあるようです。
AviUtlのバージョンと同時に、使用している拡張編集プラグインのバージョンも確認しておきましょう。
.png形式の画像を追加したか
「transition」というフォルダに格納する画像は.png形式である必要があります。
これは正確には.pngでなくてもシーンチェンジとして認識はされるのですが、綺麗にシーンチェンジできなかったり予期せぬ挙動になったりするので、形式は.pngを推奨という感じです。
ワイプの追加方法も同様です
オブジェクトの設定ダイアログ右上 [+] > [ワイプ] で追加できるワイプエフェクトも、同様にtransitionフォルダのファイルを参照するため、先ほど追加した「手作りグラデーション1」が確認できます。

ワイプの種類を追加したい!という場合にも、今回の追加方法が利用できます。
【AviUtl】有志の配布しているシーンチェンジを追加してみよう
先のシーンチェンジ用png画像は、この記事用に私が手作りしたものですが、インターネットにはもっとオシャレでかっこいいシーンチェンジ画像を配布してくださっている有志の方がたくさんいます(ありがてえ!)
今回は宮端巳代治(みやばたみよじ)様が無料公開してくださっている「【無料】AviUtl用シーンチェンジ/ワイプ用フィルタ素材」を例に、シーンチェンジの追加手順を解説していきます。
- ダウンロードページにアクセス

- [無料ダウンロード]をクリック
- ダウンロードしたzipフォルダを展開
- フォルダ内のpng画像を、自身の[transition] フォルダにコピー
- AviUtlを再起動
AviUtlを再起動してシーンチェンジを配置後、プルダウン選択の中に、追加したシーンチェンジが表示されていれば導入成功です。
オシャレなシーンチェンジ例を一部紹介
↑でダウンロードした「【無料】AviUtl用シーンチェンジ/ワイプ用フィルタ素材」のサンプルを紹介。どのシーンチェンジもカッコいいので導入推奨です。






画像数はなんと112枚(!)
オシャレなシーンチェンジがまとめられているので、ぜひチェックしてみてください。
「AviUtl シーンチェンジ 素材」とかで調べると、有志による配布素材を見つけられたりするので、お気に入りのシーンチェンジを探してみるのも面白いです。
【AviUtl】シーンチェンジ・ワイプの種類を追加する方法!まとめ

今回はAviUtlのシーンチェンジ・ワイプの種類を追加する方法について解説しました。
シーンの切り替え(トランジション)は、動画制作しているとたくさん遭遇すると思いますが、いかにオシャレに、自然に切り替えるかで、動画の垢抜け方が変わってきます。
pngを自作するも良し、有志のイケてるシーンチェンジを探すも良し、イメージ通りのシーンチェンジが出来るよう、ぜひ色々試してみてください!
当ブログでは他にもAviUtlの便利な使い方や、動画編集未経験から一気にステップアップできるオススメ書籍を紹介しています。
TwitterやYouTubeでも動画制作やゲーム実況に関する発信をしています。
当ブログは個人にて運営を行っており、読者の皆様のご協力で継続できております。大変厚かましいお願いではございますが、
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とお考えになりましたら、お力添えを頂けますと幸いです。
今回はここまで!
次回もよろしく!
10年程前に少しばかりAviutlを使用したことのある初心者です、何となくこのHPを見ていたら1.10にアップしていたので本格的に挑戦しています。ここのトランジションもそうなんですが宮端さんのトランジションをDLしてtransitionに入れ実行するとAviUtl Apprication Exceptionダイヤログが表示されアドレス0x7AxxxxxACで例外’0x0000005’が発生しましたとなります、ちなみにデフォルトのトランジションは問題なく使用できます。プルダウンメニューには追加したpngリストは全部表示されています、対応策があればHPにアップされて頂ければと思います。
多摩川様、昨日コメントアップしたanonymousですが自己解決しましたのでご連絡します、原因は拡張編集プラグインモジュールにversion0.93テスト版を入れたことにありました、version0.92に差し替えてみたところ問題なく動作しました、お騒がせして申し訳ございませんでした、本記事に忠実に従うべきでした、ご連絡まで。
anonymous様
コメントありがとうございます!解決されたとのことで何よりです。
またエラー内容について情報共有頂きありがとうございます。内容を記事に追記いたしました。
同様の症状でお困りの方への参考になるかと思います。