どうも多摩川乱歩(@tamagawa2525)です。
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2018/01/2eeec77d04052958dd3ee2dfc8d3748c.png)
ゴージャスな雰囲気を醸し出す、煌びやかな光沢文字の作り方を解説します。
サムネ映え間違いなし。AviUtlだけで簡単に作れるのでぜひ参考にしてみてください。
【忙しい人向け】3分でわかる動画を作りました
光沢文字の作り方を3分間にギュっとまとめた動画をYouTubeにアップしています!
ブログの方がより詳しく解説していますが「とりあえずざっくり流れを知りたい!」という方はぜひチェックしてみてください!
【AviUtl】光沢文字の作り方
テキストオブジェクトを光沢化する方法を解説します。
後半では、光沢化した文字をキラっと光らせる方法も解説しますので、組み合わせて使ってみてください!
光沢文字の作り方
文字を光沢にする方法はいくつかありますが、今回は以下の3ステップで実現します。
- ノイズ
- グラデーション
- 凸エッジ
今回はテキストオブジェクトで解説しますが、この方法は文字以外にも応用可能です。
ノイズをかける
- テキストオブジェクトの設定ダイアログ右上 [+] > [ノイズ]
ノイズのパラメータを以下に変更します。
- 周期X → 0
- 周期Y → 1(お好み)
- しきい値 → 30(お好み)
- 合成モード → 「輝度と乗算」
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/06/52a7ebd41e609326507c89e523525dbe.jpg)
↓こういう感じになります。
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/06/1920x1080_120fps_44100Hz.exedit-19201080-221_2320-temp0-2020-06-16-10.14.50.jpg)
ノイズの周期Xが0なので、横筋の入ったメタリックな質感に。
↑のようにメタリックな横筋が入らない場合、文字色の設定でカラーが「白」になっているか確認しましょう。
白い文字に、ノイズの黒が乗ることで光沢っぽい横筋が入ります。
グラデーションをかける
- 続けて設定ダイアログ右上[+] > [グラデーション]
グラデーションのパラメータを以下に変更します。
- 幅 → 200(お好み)
- 合成モード → 「加算」
- 開始・終了色(お好み)
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/06/cd3a6cdadb71b2a7e9c839eb3a91a6bf.jpg)
今回はゴールドにしたかったので、開始を黄色、終了は同系色の暗めを指定。
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/06/1920x1080_120fps_44100Hz.exedit-19201080-407_2320-temp0-2020-06-16-10.40.28.jpg)
グラデーションがかかるとこんな感じに。段々それっぽくなってきました
シルバー系にしたい人なんかはこのグラデーションの色調整で、お好みの色に変更可能です。
凸エッジをかける
- 続けて設定ダイアログ右上[+] > [凸エッジ]
凸エッジのパラメータを以下に変更します。
- 幅 → 10(お好み)
- 高さ → 1.00(お好み)
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/06/2b98f13707f51e944b74254f0aafc6be.jpg)
ここは文字を浮かび上がらせ、照りを付ける作業。
凸エッジがかかると↓のような感じに。
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/06/1920x1080_120fps_44100Hz.exedit-19201080-407_2320-temp0-2020-06-16-10.42.51.jpg)
テキストにより立体感が出ましたね。
光沢文字の基本的な作り方はこんな感じです。
あとはお好みで縁取りを付けたり、シャドーかけたりしつつ見栄えを調整すれば完成です。
お疲れ様でした!
光沢文字をキラっと光らせるアニメーションも紹介
サムネ作成なんかは上記の光沢文字で十分かと思いますが、動画中で使う場合、もっと光らせたり目立たせたいと思ったりしますよね。
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/06/GIF-1.gif)
↑例えばこんな具合に。
ここからは光沢文字をよりリッチにする光の追加を解説します。
光沢文字を光らせる
- 光沢文字のオブジェクトの下で、[メディアオブジェクトの追加] > [フィルタ効果の追加] > [グラデーション]
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/06/Image-2020-06-16-10.52.08.jpg)
- グラデーションフィルタのパラメータを以下に変更します。
- 強さ → 40(お好み)
- 幅 → 50(お好み)
- 合成モード → 加算
- グラデーションの形状 → 凸系
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/06/0cc7c1b412686e7512c1243a4e1a32f6.jpg)
グラデーションフィルタをかけることで、文字の中腹に光のラインができます。
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/06/1920x1080_120fps_44100Hz.exedit-19201080-286_2320-temp0-2020-06-16-10.58.44.jpg)
単に光らせるだけならこれでOK。
続いて、この光の線をアニメーションさせます。
先ほどのグラデーションフィルタの設定を以下に変更します
- 角度 → -45(お好み)
- 中心X → 文字の左端から右端へ直線移動(今回は-500 → 500)
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/06/83d9ca75b7732056e0c50e60552293cb.jpg)
角度をつけた光の筋を左から右へ動かす感じです。
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/06/GIF-2.gif)
グラデーションフィルタの長さを調整することで、光のスピードも速くしたり遅くしたりできます。
お好みでグローや拡散光などの光系エフェクトと組み合わせることで、より煌びやかに作り込むこともできます。
が、光系エフェクトは比較的重たいので、重ね掛けの際には注意が必要です(低スぺだとAviUtlが落ちたりします)
AviUtl 光沢文字の作り方 まとめ
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/06/Image-2020-06-16-11.28.48-1024x576.jpg)
今回はAviUtlで作る光沢文字について解説しました。
サムネ映え間違いなし、ゴージャスに見せたいテキストには有効な演出だと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
当ブログでは他にもAviUtlの便利なプラグインやスクリプトを初心者向けにわかりやすく紹介しています。参考になれば幸いです。
≫ AviUtlの使い方
また、動画制作未経験から一気にステップアップしたい方向けにオススメの書籍も紹介しています。
≫ AviUtlおすすめ本!
AviUtlを使った動画編集Tips記事一覧はこちら。
≫ AviUtl記事一覧
今回はここまで!
次回もよろしく!
キラッキラに輝くメタリックな光沢文字を作りたい!(↓こういうの)