ども、多摩川乱歩(@tamagawa2525)です。
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2018/01/2eeec77d04052958dd3ee2dfc8d3748c.png)
今回はAviUtlで作るネオン風の文字装飾を紹介していきます。
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/09/Image-2020-09-21-16.07.58.jpg)
前半ではAviUtlデフォルトでのネオン演出作り方、後半ではクオリティアップのためのオススメテクニックを紹介していきます!
【AviUtl】簡単にできるネオン文字の作り方!【スクリプト不要】
【事前準備】ネオン風フォントを用意
ネオン管っぽくみせるために、フリーで使えるネオン風フォントを使用するのがオススメです。
今回のサンプル作成では、以下のフリーフォント『NEONEON』を使用しました。
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/09/NEONEON-FREE-FONT-on-Behance-Google-Chrome-2020-09-21-16.14.47.jpg)
https://www.behance.net/gallery/55332529/NEONEON-FREE-FONT
フォント変わるだけでめちゃくちゃ雰囲気でるので、特にこだわりなければダウンロード推奨です。
ページ下部の「DOWNLOAD HERE』でダウンロード可能です。
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/09/NEONEON-FREE-FONT-on-Behance-Google-Chrome-2020-09-21-16.18.11.jpg)
ちなみに『NEONEON』は英語のみの対応。
日本語対応のネオンフォントなら『ネオン』がオススメです。
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2018/01/2eeec77d04052958dd3ee2dfc8d3748c.png)
という方は以下の記事で詳しく解説しているのであわせてチェックしてみてください!
≫【AviUtl】フォントの追加・変更方法をわかりやすく解説!
ネオン風文字の作り方
AviUtlを起動したら、さっそくネオン文字を作成していきましょう。
- 拡張編集タイムライン上を右クリック > メディアオブジェクトを追加 > テキスト
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/09/cdc32cfb3d3dcba1295dda93a15f29e8.jpg)
- テキストを入力。サイズをお好みで調整
- (任意)フォントを先ほど導入した『NEONEON』に変更
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/09/Image-2020-09-21-16.43.53.jpg)
↑のようになっていればOK。
ここから「縁取り」と「グロー」2つのエフェクトを順番に付与します。
- テキストオブジェクトの設定ダイアログ右上 [+] > [縁取り]
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/09/28d8769abc3086b1fc4bb110fdac8d96.jpg)
- 縁取りの設定ダイアログから以下に変更
- サイズ 5
- ぼかし 75
- 縁色の設定 (0 , 0 , 255)
縁色はお好みの色でOKです。
- 続けてテキストオブジェクトの設定ダイアログ右上 [+] > [グロー]
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/09/7e705c2191877a912123bac5b0358345.jpg)
- グローの設定ダイアログから以下に変更
- 強さ 8
- 拡散 100
- しきい値 15.0
- 光色の設定 (0 , 0 , 255)
光色は縁取りで指定した色と同じにすると馴染みます。
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/09/Image-2020-09-21-16.52.04.jpg)
じゃん。かなりネオンっぽい淡い光になりました。
ポイントは縁取りとグローを重ね掛けするところ。
ネオン管自体の光色と、照らされた周辺の淡い光があるので、それらを重ね掛けで表現するようにします。
縁取りとグローの調整だけである程度ネオン管っぽさは出ると思いますが、求める質感にならなければ、もう一つぼかし多めの [縁取り] を挟んでみたり、[拡散光] を付与してさらにフワッと明るさを加えるなどもおすすめです。
ネオン風演出クオリティアップのためのテクニック!
ランダムに点滅させる
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/09/GIF.gif)
ネオンが明るい時と暗い時をランダムに点滅させてやると、よりネオン管の質感を表現できます。
- 先ほどのテキストオブジェクトの設定ダイアログ右上 [+] > [色調補正]
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/09/243e65bba79e8c1c7d9fefb9fb34d30a.jpg)
- [明るさ] をクリックし、「ランダム移動」を選択したら [明るさ] 右側の数値を120(任意)に変更
また、アニメーション効果 [点滅] を付与することでも、ネオンの不安定な感じが出たりするのでよかったら試してみてください。
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/09/001cc3bd3d6ed695d11cd55b990d9b5a.gif)
グローの代わりに「光彩スクリプト」を使う
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2018/01/2eeec77d04052958dd3ee2dfc8d3748c.png)
という方にはグローの代わりに「光彩」スクリプトを使用するのがオススメ。
導入方法は以下です。
「光彩」は軽量グローというか、拡張縁取りというか、ちょうど痒い所に手が届くスクリプト。
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/09/ddc6cdbf6ba014ef9cca03738ee4ed72.jpg)
縁取りと違い、透明度を調整できるので光色がキツくなりにくいです。
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/09/Image-2020-09-21-17.14.30.jpg)
グローと比べてもそれほど印象変わらない仕上がりになりつつ、動作も軽快なので、動きがもっさりしてしまう方は「光彩」を試してみるとよいかもしれません。
【AviUtl】簡単にできるネオン文字の作り方!【スクリプト不要】 まとめ
![](https://aketama.work/wp-content/uploads/2020/09/Image-2020-09-21-16.05.25.jpg)
今回はAviUtlでネオン風の文字の作り方について解説しました。
今回はAviUtlデフォルトでも出来るよう 縁取り → グロー でネオン風演出を作りましたが、光彩の重ね掛けや、グロー以外の光系エフェクトを使用してもOKです。
繰り返しになりますがポイントは「ネオン管そのものの光色」と「ネオンに照らされた周辺の淡い光」を作ってあげることです。
エフェクトの数値を調整して、求めるネオンの質感に近づけて見てください。
当ブログでは他にもAviUtlの便利なプラグインやスクリプトを初心者向けにわかりやすく紹介しています。参考になれば幸いです。
≫ AviUtlの使い方
また、動画制作未経験から一気にステップアップしたい方向けにオススメの書籍も紹介しています。
≫ AviUtlおすすめ本!
AviUtlを使った動画編集Tips記事一覧はこちら。
≫ AviUtl記事一覧
今回はここまで!
次回もよろしく!
AviUtlでネオン風のテキスト演出がしたい!
ネオン管みたいな文字を作って光らせたい!